1954-12-03 第20回国会 衆議院 農林委員会 第3号
すでに収穫をしておる米麦を貯蔵中に何らかの災害で失つた場合の被害の形と、それから将来収穫さるべき米麦が災害によつて収穫ができなかつたという場合とはりくつの上で若干違うと思うのであります。
すでに収穫をしておる米麦を貯蔵中に何らかの災害で失つた場合の被害の形と、それから将来収穫さるべき米麦が災害によつて収穫ができなかつたという場合とはりくつの上で若干違うと思うのであります。
かなりその効果というものが認識されて来れば、やはりそれによつて収穫上効果があるのでありますから、自己の負担を以てやるのが原則じやないか、もうぼつぼつその原則に帰つてもいいのじやないかという考え方でおるわけでございます。
特に戦犯の収容所の付近にあります農村では、私どもがちよつと自動車で通りましても、土地がきわめてやせた土地で、従つて収穫なんかもどうもあまり思わしくないような土地だと思いましたが、その付近の農村の事情なんかについて特に例をあげて、うまく行つていないいろいろ漏らした。どうも場所柄そんなふうなことをお聞きするのは意外であつた。
○江田三郎君 そうすると具体的に、北海道もそうでしようが、西のほうだつて収穫皆無の農家があるわけでして、そういうものは理論的に言えば十一月十日までは保有になるということになりますが、十一月十日を過ぎた際にはこれはもうちやんとそういう手持食糧が払下げられるように用意ができているということですか。
そういうことになると、これは一つの科学的基礎の上からいつて、十日間早く生育が断絶された場合においては、それによつて収穫量の上においてどれだけの減少を来すかということ、そういう場合においてはどうなるかということは、あらかじめ予測されておられると思う。ですから、その誤謬の修正というものはいつどの段階にやるということも、ぜひ聞いておかなければなりません。こういう実例は非常に多いと思う。
それから一面、せつかく成長しましても水害によつて収穫皆無になる、五割減になるというようなことが非常に頻繁に起つておるわけであります。
○国務大臣(保利茂君) 私も素人でございますから無論詳しくは申上げ得ないと思いますけれども、とにかくこの増産の大切なときに、無論病虫害というものは、近年発生したわけではないのでございますけれども、この病虫害の発生被害によつて収穫し得べき非常にたくさんの作物を失うということは、これだけ大きな国費を投じて増産計画を推進しております今日の国情からいたしますれば、私はこの病虫害に食われるのを見送るというようなことはもう
そういうふうにして、今のように単味で行くよりも肥効率が非常によくなつて、これによつて収穫率が上るとお考えになつておるのかどうか。私はそういうふうに思わない。しかしこれは私の独断かもしれないが、化成にしてあれだけの値幅があつても、なおかつそれを農村が負担をするだけの肥効率があるのかどうかということについては、むろんおわかりでしよう。あなた方はこれがけつこうなことだとは考えておられないと思う。
ところが百万石と申しますのは、他方におきましては耕地が全然潰廃され或いは施設が老朽化する、こういうことによつて収穫の減少が見込まれるわけでありましてこの収穫の減少が大体年々百万石だと、こういうふうに言われておりますから、結局はその減少分を埋め合わせる程度の増産が行われるということに止まるわけであります。
さらに大豆のごときは刈りとらないままで、約五割に近い厖大な大豆が雪の下になり、春雪が解けたときには、これが腐つて収穫できない。ビートもその通りであります。この雪害の実態を、どの程度農林省は把握されておるのか、大臣から雪害の被害状況を承つておきたいと思います。
先ほどもどなたか長野県の例を挙げて問題にいたしましたが、今鬼怒川沿岸における農民がこの問題をめぐつて騒ぎ出しておりますのも、要するに灌漑用水の名の下に、事実上は農林省から予算を引張り出して、水力発電というところに狙いがあつて、水力電気を起そうというほうの人たちが中心になつてそれを推進しており、その関係上、鬼怒川の非常に冷たい水が直ちに運ばれて来て、その冷水によつて却つて収穫高というものを減じて行くような
そうすると、これを各府県に分けて一種の補助のような気持でおられるところがありまするが、そういうものでないということは、まあ厚生委員会では皆様おわかり頂いておりまして、大変有難いのでありますが、この冷害によつて収穫が七〇%以下に減つたとか、或いは五〇%以下に減つたとか、或いは皆無になつたということだけから、冷害対策としてすぐに生活保護をかけるということは、やはりこの生活保護法の建前から言うと、どうしてもできない
そういう所ほど時間をかけ、人力をかけても、かけただけなどは絶対にとれないで、却つて収穫が少い。そういうものを残してあるから昔からちやんとそういうものを残してある。或いは「のび」田というようなものを与えてある。その「のび田」を作報あたりが来て重箱の隅を楊子でほじくるようにして、現に毎年の問題がそれなんです。以の調査と、農業委員会の調査と、作報の調査と反別の総数が食い違つて未だに解決が付け得ない。
そういうような場合においては、当然澱粉を生産する場合におけるそれぞれの地帯における澱粉の原料いもの中に占める含有量等が問題となつて、非常に影響を持つて来るわけでありますが、今年は御承知のように冷害であるとかあるいは雨害であるとか——いもに冷害はあるいはないかもしれませんが、そういうような異常な気象条件によつて収穫高においても減収である。
しかし田畑が冷害によつて収穫がない本来から申しますと厳格な意味では土地を売つて、あるいは一町歩のうちの一反歩ほどを売つて金ができないこともない。従つて最低生活を維持するためのそういう措置をとつた後において初めて生活保護法が適用されるということも考えられる。
これがため、あるいは一命を失い、家産を流し、耕地を失い、あるいは傷ついた者、冷害によつて収穫皆無となり、農実でありながら飯米の一粒をも口にすることのできなくなつた者、牛を、馬を、モーターまでも売り尽して、耕作地を事実上人の手に手渡す者、実にその数を知らないという実情であります。また地面、山はくずれ、橋は落ち、田野はいまなお一面のどろ海と化して、そのまま放置されておるところさえもあるのであります。
従つて収穫を把握することはもうきわめて明確にできるわけであります。従つてそうすれば、一々一筆ごとに調べる必要もないし、事務費もきわめて安くつく。
また他の一つは保温折衷苗しろの普及によりまして、健苗を育成するとともに早期植付を可能にし、従つて収穫期が従前に比して二週間ないし三週間程度早くなり、これによつて八月下旬または九月上旬襲来する異常低温からのがれて収穫を確保することができるのであります。
従つて収穫度の低いところで収穫度を上げようとすると、そこに生産費が上つて来るのであります。でございますからそれを農家の耕作に引当てますと、農村振興と食糧増産ということを並立して参りますのには、国家的な負担が非常に大きくなるということは覚悟の前であるかどうか。現在のような麦の値段の決定等について私は非常に不満がありますが、これは全国農民全体の不満であります。
一体それを如何にさばくか、畑を殖すことによつて収穫も多くなるのだが、さばき口がなくて困る。それから又余剰労力のさばき口がない。それについてはどうしても電車のようなものが我々は必要に考えられるというお話をしておりましたので、そのときに局長さんも、そういうことも考えたらよかろうというお話でありました。