1954-02-25 第19回国会 衆議院 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 第3号
ある郡のごときは、千三百五十八町というのが作報統計であつて、反収が二石三斗三升七合、県が千三百二十三町で二石三斗七升八合、それから農業共済が千二百四十一町で二石三斗八升七合であります。二石三斗までは一致しておるけれども、あとの方で幾らかずつ上げておる。
ある郡のごときは、千三百五十八町というのが作報統計であつて、反収が二石三斗三升七合、県が千三百二十三町で二石三斗七升八合、それから農業共済が千二百四十一町で二石三斗八升七合であります。二石三斗までは一致しておるけれども、あとの方で幾らかずつ上げておる。
ですから今只見川の問題で食糧増産についての反対意見というものは、専ら冷たい水の話をしておりますけれども、これは冷たい水を新潟県で使つて反収四石も穫れるという実例がすぐ近くにあるのですから、こういう点を当局は十分考えて頂きませんといかんと思います。
又農耕を集約化するごとによつて、反収を増大することができ得るにもかかわらず、労力不足のために農作業が粗暴に陷り、反収が抑制されておるものも少くない状況でございます。更に又農業経営を多角化して、その改善を意図しながら、労力不足のために実施することが国難であるのであります。ここに機械力を導入することによりまして、所期の目的を達することができると思うのでございます。
現在農作物調査でとつております調査方法は標本調査と申しまして、任意に標本をとりまして、それを実測いたしまして、それによつて作付面積を調査いたしまして、そうしてそれに坪刈によつて反収を調査いたしまして、反収を作付面積とを相乗いたしまして生産高を推計する、そういうような方法をとつて、そうしてそれによつて町村別資料ができるような調査をやつております。