1953-02-26 第15回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
この人はバタリー式のものですから、畳一枚敷のところに十五羽、十枚敷のわずかな表面積で百五十羽を飼つて、卵だけで年産三十数万円をあげている。それならば、それだけ卵を生ましているのだから、よい飼料を使つているかと聞いてみますと、雑草が七割、濃厚飼料は三割ということであります。こういう飼料を使つて、しかも七割の卵を生ましておる。それにはもちろんさつき申しましたような科学的な技術も入つております。
この人はバタリー式のものですから、畳一枚敷のところに十五羽、十枚敷のわずかな表面積で百五十羽を飼つて、卵だけで年産三十数万円をあげている。それならば、それだけ卵を生ましているのだから、よい飼料を使つているかと聞いてみますと、雑草が七割、濃厚飼料は三割ということであります。こういう飼料を使つて、しかも七割の卵を生ましておる。それにはもちろんさつき申しましたような科学的な技術も入つております。
あんなやつにはこういううまいぜいたくなものを食わしてやる必要がないと言つて、卵を出すならば小さなものを出す、また肉を出すならば小さな肉の切れを出す、こういうようなこととはありました。しかしそれも自然に薄らいで行つて、——結局その川田という人間そのものも薄つぴらな人間だつたのだろうと思います。
大正時代におけるあの恐慌をずつと体験して参りました上から考えますと、今の為替は三百六十円にもなつている今日の時代で、この物価がまだ一割くらいの償却を認めているというような、棚卸を認めて置くというようなことでやつておつたら、これは事業会社というものは二、三年のうちにはもう非常な目に会う、そのときになつて政府は救済をするとか何とかいういろいろの手をお打ちになるでしようが、そのときには惜しいかな鶏は死んじやつて卵
○松永義雄君 非常にこう飼料が高くなつて卵が安くなつた。卵が安くなることは、我々消費者のほうからいえばいいのですけれども、例えば養鷄経済のほうからいえばどうかと思うのですが、実情はどうなんですか。買う原料が高くなつて、売る卵が安くなる。これではやり切れないというところまで行つているのですが、どうやらこうやら利益が上つているというのですか、現在……。