1959-03-17 第31回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
実は現在それまでに対する原料の処理は、青函連絡船を渡つて、北海道の道南工場で消化するという方法を考える以外には手がないわけでございまして、そういう形がいつまで続くということは不適当でありますから、私は三年くらい試作をしたら、やはり現地でそれなりに工夫をして原料を消化してもらう、こういうことが必要だと考えております。
実は現在それまでに対する原料の処理は、青函連絡船を渡つて、北海道の道南工場で消化するという方法を考える以外には手がないわけでございまして、そういう形がいつまで続くということは不適当でありますから、私は三年くらい試作をしたら、やはり現地でそれなりに工夫をして原料を消化してもらう、こういうことが必要だと考えております。
そこで大藏大臣は予算の査定に当つて、北海道の開発費予算というものを査定されておる過程においては、北海道の現実というものをはっきりとつかまえて、この関係においては公共事業費はこのくらい、産業費はこのくらい、こういう予算の配分をしておられることと思うのであります。
私はやはりこの公庫を作つて、北海道開発の一つの資金的中心にする以上は、一つの計画性に基いてやりたいと思いますから、ただ公庫はできた、計画は何もわからない、ただ金が要るから、ぼんぼん出すというわけにはいかないのではないかと思っております。
それまでに差当つて北海道が一億一千万円もその国保の資金に困つておるということになれば、これは何とか世話をする。法律によらずして、何とか世話をする方法というものはないものですかね。官民のいろいろな金融機関から低利の融資を斡旋してやるとか、税金でなくてもほかの工面をしてやるとか、一時しのぎに都合してやるとか、助けてやる工夫というものは何かないのですか。
○受田委員 大蔵省の御意向によつて北海道の疎開住宅の基本的な考え方を明らかにしていただいたのでありますが、私ついこの間北海道へまた参りまして、この疎開を必要とする住宅地帯の函館、旭川の市長などと直接会つたのですが、差迫つたこの冬をどう越すかという切実な問題もあるのでありますから、少くとも千八百戸という疎開をする住宅のうち、三箇年計画で来年度六百戸だけはどうしても確保しなければならぬ。
従来におきましては、北海道では大体伐採の方式と申しますのは、いずれも天然物でございますので大小さまざまなものが混淆しておりまして、従つてある一定経級のものを選んで抜き切りをするというやり方をやつて参つたのでありまして、従つて北海道の市場に出まわりますものは、ある一定以上の径級のものが支配的であつたということでありますが今回の風倒につきましては、もう一面の林地にわたつて散乱して倒れておるということでございますので
従つて北海道の開拓を放棄するか、或いは開発庁をなくするなら別として、今日積極的に北海道の開拓を進めて七十万町歩の未墾地を急速に国のあらゆる生産の資源にしようとする限りにおいては、この開拓者の住宅、約一割強になりますが、この復旧を国の温かい手で迅速にせんけりやならんと存じておる。特に北海道の今年の冷害が農林省の統計を見ましても六五%だ。北海道だけは四〇%を割つておる。
○江田三郎君 うまい答弁をされるので、つかみどころがないようになるのでありますが、たまたまここに融資の特別措置法の要綱というのがある、未定稿で……、これはあなたのほうでお作りになつたものだと思いますが、これで見ますと貸付限度が五万円ということになつて北海道にあつては、それで「(別に定める場合万円)」と空白になつておりますが、それで実情に適するということで意を尽しているとも見えるのでありますが、先ず実情
北海道におきましてああいう対策のごく大まかなことを発表しましたのは、北海道は特殊の事情がございまするし、民心が不安定だと申しませんが、人心安定のためにもごく大まかなものを発表した方がよかろうと存じまして、あの線に沿つて北海道方面はその施策に進んでいるわけでございます。
わざわざ北海道までお出かけくだすつて御苦労願つて、実情を親しく御視察くだすつたのでありますが、明治御一新以来津軽海峡をつつ走つて北海道に国力がよほどつぎ込まれて、ややとむすると東北が閑却されていた。しかも一たび北海道から津軽海峡を渡つてこつちへ来て、東北へ来、関東に来たならば、その差がどれくらいであるかということは何人も想像されるところであります。
従つて北海道のような消費的な経費に非常にたくさん要つて、個人災害の多いところに対しては、どうしても一般の財政資金的なものを出してもらいたいということを我々は大蔵省に申しております。併しその場合にやはり見返りをどうしても考えなければならん。何でもつて払うかという問題でございます。
従つて北海道に配置した兵力というものは本土から孤立しなければならぬ。本土から孤立しなければならぬということは、あすこに配置された兵力の機動範囲、用兵作戦能力というものがあの地域に限定されてしまう。長官の言葉にあるように、機動力を持たせなければならぬ。それが質的増強の内容として重要な要素である。この見解については私も同感なのであります。
あの権田節子というエア・ガールの乗つておつた、われわれが世話になつて北海道に飛んだその人たちが乗つておつた飛行機が、不幸にしてもく星号で、その人たちを含めて全員死亡した。そのときはたしか十万円が見舞金で、二十万円が香奠で、それから別に百万円という金が出たはずです。国家の財政でまかない得るものがそれより少いという点については、これは遺族は常識的にものを判断いたしますから、多少の不服があると思う。
考えとしては大体お話のようにとにかくあれだけの風倒木を出している、而も冷害凶作によつて北海道の被害が単なる台風被害というよりも冷害凶作がより深刻な広汎な被害をもたらして来ているわけであります。
○館委員 今の肥沼さんのお話は、しばしばここで繰返されることであつて、北海道の各観測所が電話線の不通その他で、中央に情報をもたらし得なかつた、だから中央がものを言えなかつた、これはわかるのです。けれどもこういう際には、地方の御測陣が地方的に独立して生きていなければならなかつたと私は思うのです。そういう点において能登沖の定点が必要であり、独自の活動を適切に地域的にやる、この措置に欠けておる。
それから二十一時ごろには実際南風が吹いて、間合せに対して、南風ではあるがまた北西になるということを言つたというお話がございましたが、これは函館であのときに、台風が渡島半島の西側に来て、それが上陸して行つて北海道の中部へ出ると判定したのでございます。従つて南風が後に北西になるという意味でございます。つまり経路について実際と違つた推定をしていた、ここに誤りがあつたわけでございます。
ですから七月中旬から八月の上旬の間の温度が高いか、低いかによつて北海道の米のとれ方がきまるわけです。それを細胞生理学的に申しますと、ちようどこの生殖成長の大事な営みが行われるときに天候不順でありますと、稲にいろいろの障害を与え、凶作になるわけです。
せんだつて北海道の方に行きましたところが、保健所その他の獣医の待遇が普通一般の医者と非常に懸隔がある、同じ医者として職責を尽す上においてこんなに差を設けられては困るという声が強かつた。そのとき、自分らの初任給は保健婦と同じになつている、こういう矛盾したことはない、人事委員会ではこういうことを取上げてやつてくれていないのかという非常に強硬なお話がありました。
従つて北海道で一万トンでしたか、配給する予定があるのだというふうなことが新聞に出ておりまして、私ども実は一面喜び、一面驚いたわけなんですが、再搗精の結果、どの程度のパーセンテージが減つたかということの何か報告をお受けになつておるかどうか、或いはその結果、配給するというようなことが話題に上つたかどうか。
これは八月の六日からおいでになつて、北海道の各地を視察なさつたのでありますが、この天皇の警護につきまして、現地ではどうも今までと違つて、非常に厳粛なやり方であつて……。
で、さような状態になつて、北海道の現実の問題と、全国的に今整理を心配しての退職手当の増額問題が目下の一番大きな問題となつておるわけであります。 然らば退職手当はじやどういう今案があるか。