1954-04-14 第19回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第2号
神兵といい、皇軍といい、真にこれは正しい軍隊であつて凶器じやない、国際警察の任務は日本軍が受持つものと思つて、満州国は武力のない、軍隊のない独立国家で成り立つ、こう思つておつたのです。しかしこれは私の幼い考えの誤りでありました。その正しかるべき日本軍も残念ながら必ずしも神兵、皇軍としての価値がなかつたように思われます。そして覇道に陥つてこんなふうになつたのであります。
神兵といい、皇軍といい、真にこれは正しい軍隊であつて凶器じやない、国際警察の任務は日本軍が受持つものと思つて、満州国は武力のない、軍隊のない独立国家で成り立つ、こう思つておつたのです。しかしこれは私の幼い考えの誤りでありました。その正しかるべき日本軍も残念ながら必ずしも神兵、皇軍としての価値がなかつたように思われます。そして覇道に陥つてこんなふうになつたのであります。
ところが、そのときに中の一人が、これは凶器を持つておつたそうでありますが、そんなことをやつたつて当るものかと言つて、凶器をもつてその発砲した職員に食つてかかつたそうであります。それでどうもしかたがないというので、下の方を撃つたそうですが、それがどこかがすつておるそうであります。そのときに傷をつけた者ははつきりしております。前日はそういう状態であります。
その使い方によつて凶器になるということをおとりになるか、今後その旗が尊重され、それが団体交渉の目標となるという作用は諦められるのだというふうに伺わなければならないか、どうでしようか。
例を挙げるならば、警察官などは、その職務の立場から、凶賊逮捕に当つて凶器による反抗を受けても避けることはできず災害を受けるというようなものを、一般と同一扱いにしておるというような形式的な内容であります。新恩給法が極めて近くできるならば、この制定を待つて、これとの関連の上、万般の意見を考慮して制定しても遅くはないのであります。
この明け方であるということ、しかも場所が東西からはさまれてしまつて他に逃げる場所がなかつたのみならず、シヤツ一枚で逃げ出した少年であつて凶器のないことは明らかにわかる。二十九歳の大男と十八歳の小男はいかに薄明りの朝であるからといつてわからぬ道理がない。それに対して発射した。しかもこれは十五メートルないし二十メートルしか離れておらなかつたことは明らかな事実であります。