1952-11-27 第15回国会 衆議院 本会議 第7号
(拍手)これらの産業のある部門においては、架空の事業団体をつくつて全額負担して、加入の形式をとつている気の毒な労働者さえあるのであります。私は、このような実情に基き、ぜひともこれが実現について政府の重大なる考慮を促さざるを得ないのであります。 次に、労働関係法規の改廃の問題について政府の所信をお尋ねいたしたい。
(拍手)これらの産業のある部門においては、架空の事業団体をつくつて全額負担して、加入の形式をとつている気の毒な労働者さえあるのであります。私は、このような実情に基き、ぜひともこれが実現について政府の重大なる考慮を促さざるを得ないのであります。 次に、労働関係法規の改廃の問題について政府の所信をお尋ねいたしたい。
曾つて全額負担の法案が改正されましたときにも、自分の意見を相当述べたのでありますが、大体原則としては、地方公共団体の負担率を、補助率を高めるということに対しては結構と思いますが、ただ問題になりますのは、平衡交付金又は補助金が、地方においてどのような使途に使われておるかということの実態を存じません。
又災害の多い県につきましては、この前の第十国会におきまして制定せられました公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法におきましては、御承知のように災害の程度、損害額を当該地方団体の財政力とのバランスをとりまして、財政力の少い所に大きな被害が起つた場合におきましては、国庫は場合によつて全額負担をするというような途が開かれておるのでありまして、これを以て対処いたして行きたいと考えております。
この中に農林関係のものなどが入つておらんということは、この間連合委員会の際もお話がありましたが、農林関係については全額負担はしないが、この法律によつて全額負担をするということにはならんけれども、従来の法律によつて三分の二は補助するということになつておるものと了解していいでしようか、尚又学校その他建設物などが災害を受けた場合に復旧するというような際には、二分の一国で補助するということになるものと了解していいでしようか
今日の政府の予定では、昭和二十二年度及び昭和二十三年度は、千二百億から千三百億の予定工事が残つておりますが、そのうちの三分の二は本法によつて全額負担をする。また二十四年度は二百七十億から二百八十億の工事が残つておりますが、そのうち三分の一を本法によつて全額負担する。本年度は工事は特に百億予算が計上してありますが、これに対して全額負担をする。
○荻田政府委員 二十五年度に発生いたしました災害に対しては、やはりこの法律によつて全額負担をいたしますことは、私から申し上げられると思います。ただ今あります百億円の予備費が残りました場合、二十四年度以前の分にまわすかどうかという点は、直接関係しておりませんのではつきり申し上げられませんが、そのような措置をとつてしかるべきだと考えております。
從つて、この凡ゆる農業の現状から見て、全額國庫負担をすべきが当然であり、又先程私が申しましたごとく、いろいろな大資本に対する援助等があります際、これらを削れば十分農業の共済を保障することを、政府がそれらのものを削つて全額負担をするという途がないわけではないので、政府はそういう方面に対して十分努力されて、農業災害保障法の全面的な一つ改正を企てて貰うということを希望いたしまして本案に賛成する次第であります