1954-02-18 第19回国会 参議院 決算委員会決算審査に関する小委員会 第2号
これをやりませんと非常に不公平になつて、ずるい者がうまい書類を作りまして、原形復旧だと言つて全額国庫負担で便乗工事をやる、こういうような結果も出て参りますので、二十五年度に初めて、非常に微力ではあつたのでありますが、四十六都道府県全部見よう、こういうことをやつてみたのであります。そうしますと、今の特別法律の運用以外の問題が一緒にぞろぞろと出て来たわけであります。
これをやりませんと非常に不公平になつて、ずるい者がうまい書類を作りまして、原形復旧だと言つて全額国庫負担で便乗工事をやる、こういうような結果も出て参りますので、二十五年度に初めて、非常に微力ではあつたのでありますが、四十六都道府県全部見よう、こういうことをやつてみたのであります。そうしますと、今の特別法律の運用以外の問題が一緒にぞろぞろと出て来たわけであります。
それから第三点の期末手当及び勤勉手当の〇・五の問題でありますが、これは私どもも全額公庫負担にしてもらいたいという要求は、もちろんいたしたのでありますが、しかし現在の財政計画上は、税の自然増収も見ざるを得ない、従つて全額国庫負担にはならなかつたのでありますが、気持としてはやはり全額国庫負担にしてもらいたい、こういう要求はいたしたのであります。
○三浦辰雄君 柳田さんにお尋ねしたいのですか、ここに「停滞している政令で定める基準以上の滞水の排除事業」というので、この政令で定める基準というのは、どういうふうにお考えに、おおよそなられて立案せられましたかという点と、もう一つは成るほど滞水、堆積土砂との関係のようにお考えになつたために、従つて全額国庫負担という形になるわけですが、他の締切の工事その他の関係の仕事に対する補助率とのいわゆる釣合については
ところが、これは、先ほど岡野大臣が仰せになりましたように、単に給与についての全額を述べているだけであつて、全額国庫負担というのは羊頭狗肉である。この点を明確にされたい。(拍手) さらにまた、後段において私はお尋ねしたいと思うのでありますが、この給与においても、決して全額負担の結果になつていないのが二十八年度の予算の組み方ではないのか。
こういう場合には、やはり政府が思い切つて全額国庫負担をして建設する、全額貸し付けるということによつて、初めて所期の目的が達成されると思う。
もちろん国の責任であります以上は、国が当然そういうことを考えておいでになると思いますが、この点は今の政府のお考えと、われわれの考えとの非常に違う点であると私は考えておりますが、それならばもう一応お聞きしておきたいと思いますことは、財政的の処置であるというお考えのもとにごしらえられた法律であつて、従つて全額国庫負担も十分ではないという一応の御答弁はありましたが、国の責任に帰属することが正しいと考えられるから
○説明員(森山孝君) ちよつと今言葉が足りませんけれども、奈良の貧乏だという寺は、一万、二万の金が出せない寺が相当あるのですが、従つて全額国庫負担限りは、そこの修理が非常に重要なんだが殆んどできない。ところが県においては平均七割の補助率がありますので、九割五分の補助をうんと優先的に出しましても、一万、二万の金はどうしても地元で持つてもらわなければならい。
私どもは、これをもつと前進せしめた、いわば憲法に保障された義務教育無償の原則にのつとつて全額国庫負担という線まで望んでおるのであります。しかしながら、現状よりも一歩前進であるという点においてはこの法案に対して協力をするのにやぶさかではないのでございますけれども、文部委員会の審議を通して、その間いろいろといきさつがあつたように仄聞をしておるのでございます。
そういうような点が主な点でございますが、それを予算と関連させてどういうことになるかと申しますと、第一に、義務教育の充実については皆様の御承知のように、どうしても義務教育というものを確保することが必要である、それには現在のままではどうしてもいけないのではないか、といつて全額国庫負担というようなものにも欠点があり、又半額国庫負担というものでも欠点がある。
曾つて全額国庫負担で復旧はやるべきだという指導をなさつておる池田さんであれば、災害があつてもむずかしいということは、私は大臣の意欲というか、そういう点に疑問を持つておるのですが、その答弁が一つと、それからこれを視察して復元復旧では駄目であつて、改良復旧をやらなければ、国家の金は有効に使えないということをよく本会議で代表から報告されたところでありますが、恐らく建設大臣から大蔵大臣に進言があつたと思いますが
そのためには御承知のように各府県の知事会の決議或いは全国の市町村長会の決議並びに教育に関知するところの実に多くの約二千万に達するところの父兄たちの署名によつて、全額国庫負担この要求を是非貫徹してもらいたい。現在地方財政の中に而も紐もつかないで漠然と教育予算が入れられておつたのでは実に不安定で仕方がない。そうしてそのことによるところのいろいろな欠陷が起つて来ておるわけです。
従つて全額国庫負担の声もあり、或いは又半額補助してもらいたいとかいろいろな意味において地方の負担の軽減のために、そういう声のあることは承知いたしておりまするけれども、全体としては私はこの教育平衡交付金の運営についてそれほど多くの不平を聞いていないということを申上げたいと思います。
寄留事務につきましては、戸籍事務と共に現在建前が戸籍も寄留も国の事務と、それを市町村に機関委任しておるという法制の建前になつておりますので、曾つて全額国庫負担という地方財政法の趣旨に則りまして予算を組みまして要求したことがあるのでございますけれども、どうしても当時の国家財政の実情で以て法務府の希望は容れられなかつたのであります。
○岩間正男君 そうすると、例えば六三制を執行するに当つて全額国庫負担がなくても、大幅国庫負担をしてもらいたいという要求は、例えば日本国民の半分の四千万くらいの大きな請願として国会両院にも陳情されておる。こういう実情に対しては今まで殆んどこれは要求は満足させられなかつたのだと思うのですが、こういうものを同時にこれは取上げる考えを持つておられるのですか。
又県の財政状態によつて健康診断の実施のアンバランスがあるのではないかという御心配、御指摘でございますが、従つて全額国庫負担にしない限り、そういうことが起るのではないかという御指摘でございますが、全額国庫負担につきましては、私ども今後できるだけ努力して行くつもりでおります。
第二の点は、国家で全部を賄つてしまうということは、地方が教育に対して関心が薄くなるという点、日本で教育県と言われます最も教育の盛んな長野県では、曾つて全額国庫負担の説があつたときには、自分の県は半額がいいということを主張した。本当にまじめに教育を推進しておる人たちはそういう考えを持つておつたのであります。
○藤田委員 災害復旧の全額国庫負担法が、来年度からまた廃止になりまして、二十三年度、二十四年度の過年度災害に関しては、もちろん見ていただけると思いますが、二十五年度は全額国庫負担法の実施に伴つて、全額国庫負担しておるから、過年度災害でも二十五年度分は出ないぞというりくつが出て来はしないかと思います。先ほど床次委員が質問されましたが、ことしの災害は、相当査定漏れになることは必至であります。
昭和二十五年度の地方財政のきめ方は、災害に対する全額国庫負担という建前においてあれだけの金額がきめられているのでありますから、従つて全額国庫負担によつていろいろの弊害があることもわれわれは承知していますが、今度は三分の一だけ地方財政にかかるわけでありますから、その際安本当局が三分の二で打切るという方針ならば、地方財政の関係も考慮して、その場合に大蔵当局なり関係当局の方において、それだけのものを他の形式
○委員長(木内四郎君) この際念のために伺つて置きますが、第三條によつて全額国庫負担をするものが五項目挙げておりますね。
○西郷吉之助君 今の説明で、二十三年度に五〇%残り、二十四年度が七〇%残つて、又今度過年度以外は百億で、二十五年度に限つて全額国庫負担であるけれども、前のものが残つておるから、二十五年度以降にも過年度分が残つて来るのですが、災害復旧は、ただ單に、そういうように繰延べておるから、今後益々それが原因に原因を作つて繰返えして行くと思うのですが、そういうふうな單に間に合せ的なことでなく、予算が取れないからしようがないのだ