1954-03-19 第19回国会 衆議院 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第6号
それは外国資本から押えられて強い発言によつて値下げをさすことができないのか、あるいはまたこの際もうそういううるさいことを言わないで、利潤が相当あるのだから便乗して唯々諾々としておつた方がよいというようなお考えはおそらくなかろう、愛国的お立場からお考えになつておるとは思いますけれども、われわれから考えるとどうもそういう気がするのです。
それは外国資本から押えられて強い発言によつて値下げをさすことができないのか、あるいはまたこの際もうそういううるさいことを言わないで、利潤が相当あるのだから便乗して唯々諾々としておつた方がよいというようなお考えはおそらくなかろう、愛国的お立場からお考えになつておるとは思いますけれども、われわれから考えるとどうもそういう気がするのです。
従つてこういうような条件下にあるのでありますから、炭価を今のような形で値下げさせるということについて、政府は確信を持つているかどうか、この問題についても一昨年から、小笠原さんが通産大臣をしておられるころから漸次計画によつて値下げをするということをここで発表になりました。ところが政府の計画によつてはいささかも値下げにはなつておりません。
なおこの裁定を実施したために売渡価格の値上げをもたらすことはないかという御懸念があるかも存じませんが、これは又後ほど説明申上げますが、値上げどころか新賃金を要求いたしまして三回に亘つて値下げを行なつております。これは一に企業努力によるものでございまして、特に先般十一月の十六日付で改訂されましたものは、非常に大幅な値下げでございます。
それから二の売渡し価格の問題でございますが、これも先ほど触れましたように、すでにこの程度のものは織りんであるから、かえつて企業努力によつて値下げする場合にも、この程度のものは見込むのが当然であるし、すでにまた見込まれているということでございます。 それから三番目といたしまして、一般職との関係から、これを実施するのは穏当でないということでございます。
それで税がやめになつて値下げにされた場合におきましては値下げ放しじやいけないので、税金を戻すか何かの方法をとらなければならないし、又公定価格がありました場合で値下げることが無理であります場合におきましては、暫らくは猶予期間を置いて高い値段で売らせる。そういつたような措置が当然伴つて何らかのやはりはつきりした始末をつけなければおかしい問題じやないか。
又貨物等級の変更については、「最も国民生活に関係の深い品目に対しては、三割以上にも及ぶ値上げになつているのに、いわゆる嗜好品、贅沢品については却つて値下げになつている。
けれどもこれを若し公益委員会をなくして、或いは甚だ失礼ですが、国会のみの議決、或いは当該官庁のみの閣僚の議決によつて値下げを、一方的に民衆に諮ることなく、御決定になつた場合は、あたかも米の値下げをおきめになつて、そうしてそれが人民は何ら議論をする余地がなかつたごとき弊害に陥ることがないとは言えません。只今のところは電力、ガスが公益事業となつている。
その場合に公益委員会は事業者に耳をふさぎ、あなた方の議論に耳をかして、そしてこれを妥当なりと認めた場合は値下げに向つての聴聞会をまた今の通りに各所に開いて、そうして今被告であるべきような人たちを逆に反対の被告にとつて、電力会社の人たちに向つて値下げの正当な理由を——あなた方の話を聞いて、その適当なるところによつて聴聞会を開いて決定せなければならぬ組織であります。
従つて値下げのような場合、逆にとり過ぎているものについては、これは過納という形で返すべき性質のものだろうと思います。ところで実際問題として、はたしてそういうふうに一々やれるかどうかという問題になりますと、何しろ今回の郵便料金の値上げの場合においては、ただいま御指摘の書留郵便を除いては、ほとんどみな値上げになつておるわけでありまして、大体大多数のものは値上げされたものだろうと思います。
特に朝鮮動乱の影響を受けまして、各地でぼつぼつ木材の値段が上つて参つておつたのでありまするが、特に九州方面におきまして、炭鉱業者のかたがたは二回に亘つて値下げを断行された。自由経済時代ではやはり値段の高いところに、物は流れて参りますのは当然でございます。そのためによそのほうに非常に坑木適材が流れて参つたというような事実があるのでございます。
而して今お尋ねの、検定手数料は、大体現状におきましては七千万円程度のものになつておりますが、今回の改正をいたしました場合に、現在の手数料から比較して、概括論を申上げますれば、大体同等なもの、それから却つて値下げをするもの、それから引上げるもの、こういうことになると思うのであります。現在の手数料から私ども考えますと、非常に不合理なものも実はあるのであります。
いわゆる一俵の米を百姓が持つて行つて値下げをしてもまだ自由酒が五升しか買えないということは、これはどうしても税が高いということを考えなければならぬ、むりがあるということ、むりがあるから初めてそこに密造が行われる。これを私は申し上げておきます。この今の税金ですら、このまま行くならば、いかなる莫大なる予算でもつていかなる嚴重なる方法をもつてしても、農家における密造の撲滅は期し得ないと思います。
ただいまそこに新聞を御引用になつて値下げの問題、あるいは工業塩の値上げの問題にお触れになりましたので、一応の予定を申し上げます。まずソーダ工業の方をあとにいたしますが、内地塩の白塩、現行価格一万七千九百五十円は、これを三千九百五十円値下げいたしまして一万四千円といたす予定であります。
○山田佐一君 今囘の歳入の処置として、煙草の値上げをば御提案に相成つたのでありまするが、先月補正予算を出しまする時に、一般配給の煙草は上げない、國民生活の上とそれから千八百円ベース、新物價体系の基礎を壊さないという趣旨の下において、配給の煙草は却つて値下げをして、自由販賣のものだけを上げると、こういう御声明があつたのでありまするが、今囘は、その上げないと言つた配給の煙草を上げて十億円の予算をお見積りになつたのでありまするが