1954-03-20 第19回国会 衆議院 外務委員会 第21号
ああいうことが平気で行われ、その一方的なキヤンセルというか、クレームも何もつかずに日本の商法によつて倍額請求もできずに終るというような行き方であつたならば、ほんとうにこれで何とか露命をつなぎたいと思つて、倒産一歩手前の業界がわらをもつかむような気持でつかんだそのものは、遂に自分の命取りになるということが想定されるが、これはどうかと質問をしたことに対して、通産大臣はさようなことはござらぬと言つた。
ああいうことが平気で行われ、その一方的なキヤンセルというか、クレームも何もつかずに日本の商法によつて倍額請求もできずに終るというような行き方であつたならば、ほんとうにこれで何とか露命をつなぎたいと思つて、倒産一歩手前の業界がわらをもつかむような気持でつかんだそのものは、遂に自分の命取りになるということが想定されるが、これはどうかと質問をしたことに対して、通産大臣はさようなことはござらぬと言つた。
もし日本商法が適用されておるとするならば、一方的なキヤンセルは、商法五百二十四条によつて、倍額請求ができるはずであります。ところがそれが許されておりません。あなた、いいかげんなことをおつしやつては困ります。
従つて倍額引上げの基礎になりますところの理論的根拠と申しますか、主張というものは一応炭労側としては引込めたという形に相成つておるのでございます。
株式の発行にかわりまするために、会社の長期資金獲得の方法として、社債の発行がかなり円滑に行われておりまして、株式発行の五割増あるいは月によつて倍額ぐらいの約五、六十億の社債の発行が見られるようになりました。非常にきゆうくつではございますが、やはり除々に資本市場の方も活況を呈して来つつあるのであります。御承知の通り、最近株価は相当変動がございまして、きのうは下りました。
日発増資によつて、倍額増資ぐらいに割当が増えておるかも知れないけれども、併し富山県営が日発に合併させられたときの価格の、現在は百倍なり百数十倍以上の価格になつておるものを、只取上げらてしまつておる日発に……。そうしてそのものが北陸発送配電会社の地帶にある。それで富山県はどうなつておるか知りませんが、これは宮崎県の場合は多額の県債を背負つておる。
次に、第三十一條の保險金の倍額支拂は事業経営上差支えないかとの質問に対しましては、この條項によつて倍額支拂を行うのは二年経過後であつて、二年先には事業の経営状態は改善され、相当の剩余金が生ずる予定であり、又これによつて支拂われる金額は一年間約一億二千万円程度と予想されるので、この程度の額は事業経営上別に差支えないとの答弁がありました。