2017-06-02 第193回国会 衆議院 本会議 第31号
現に、最も権威のある教科書とされた「注釈刑法」一九六五年版は、「些細な暴行・脅迫の前にたやすく屈する貞操の如きは本条によつて保護されるに値しない」としていました。こうした考え方が、今日でも、司法、捜査当局に大きな影響を与えているのではありませんか。
現に、最も権威のある教科書とされた「注釈刑法」一九六五年版は、「些細な暴行・脅迫の前にたやすく屈する貞操の如きは本条によつて保護されるに値しない」としていました。こうした考え方が、今日でも、司法、捜査当局に大きな影響を与えているのではありませんか。
○栗山政府委員 先生御指摘のようにジュネーブ条約に書いてありますことは「平時であると戦時であるとを問わず、この条約及びこの条約と同様な事項について定める他の条約によつて保護される衛生部隊、衛生施設、」そういうもの以外は「使用してはならない。」
同条ただし書が、公益上の必要その他の事由があつて相当と認められる場合に訴訟関係書類の公開を認めているのは、非公開とすることによつて保護される公益に優先する他の公益上の必要があると認められる場合に例外的取扱いを許したものと解される。
○横山委員 同意見ならば強いてあえて言うことはございませんけれども、たとえばそれぞれの法の第一条を見ますと、執行猶予者保護観察法の第一条は、「刑法第二十五条ノ二第一項の規定により保護観察に付された者がその期間中遵守しなければならない事項を定めるとともに、保護観察の方法及びその運用の基準等を定めることによつて、保護観察の適正な実施を図り、」とある。
現在、生活保護法によつて保護を行なつておるのでありますが、その被保護世帯の約四割が、実は世帯主が就職をして働いておるのであります。世帯主が就職して働いておつて、なお生活保護法の保護をしなければならないというこの現実は、わが国の賃金のいかに低いかを雄弁に物語るものであり、最低生活水準も維持できないような低賃金で人を使用することは、社会正義上も許されないと思うのであります。
○羽仁五郎君 今の点は、一つできるだけ現実の現状ですね、収容の現状をお考え下すつて、そうして幾分でも悲惨なことや、不合理なことや、残酷なことを解決するという意味で、一つできるだけ条件が緩和せられて、また同情をもつておやりになる……、また、人間のやることですから、絶対に再収容のときに出て来るというふうに、条件はなかなかむずかしかろうと思うし、ことに問題になるのは、個人的関係によつて保護者があるという人
従つて私どもがこれは不当な労働行為事件であるというような断定をして、それぞれ法に副つて保護を求めるわけですが、それを行うにしましても三年、五年という歳月を経過しなければならないわけです。今日日本の労働組合は戦後できた労働組合で、先ほど申しましたように非常に脆弱な面を持つておりますので、このような長い期間の負担には堪えられないのが多くの場合の労働組合の実体であります。
そうしますと、そこに共産党のフラクシヨンがおるといなとにかかわらず、労働組合というものは、労働組合法によつて保護されているところの民主的団体です。これは何ものにも侵されない。たとえば、労働組合法の第一条第二項を見ても、暴力の行使に対しましては法律で違反になりまするけれども、その他の点につきましては、すべて法の保護を受けているわけです。
治安上ということになりますと、労働組合は、労働組合法によつて保護されておる団体なんですね。その労働組合が、治安上なぜ調査されなければならないか。そのメモを提示したのに対して松田司令は、それは本人がかつてにつくつたものであつて、私の意図に反するものだ、そんなものは絶対に治安上必要でない、こう言つているのですよ。
つまり先ほど申上げましたように、国際法上認められております公海の自由というものを漁業と航海の自由であると認めますならば、それを侵害する、いわば国際法によつて保護されている自由若しくは権利を侵害するという国際法の義務違反のみが問題になつて来るのであります、そこでは実は過失責任ということは問題にならない、これは大体学説が認めているところでありまして、少し横道にそれますが、国際法上過失責任が問題になると申
こんなに手ぬるくていいのだろうかというように非常に情けなくさえも思つたような次第でございます、と申しますのは、組合側の運動といたしますと、大衆的な運動になつて参りますけれども、我々は会社側といたしましては、国家で守られております一つの法律を楯といたしまして、この法律によつて保護されるより仕方がないというように考えておりますのでございますが、この法律が破られたとき、警察官のかたがそれを守つて頂くというような
臨機応変に先方の態度に応じまして、先方の監視の程度に応じまして臨機応変の指示を監視船に出すのみならず、更に日本の漁船にも出すという方法をとつて来ておるのでありまして、只今のところではこのようなやり方によつて保護に当つておるのであります。
○亀井説明員 労働基準法の施行について、一番関心のありますのは、この法律によつて保護を受ける労働者であることは、言うまでもありません。従いまして、この基準法を守つて行くということは、私、これは労使双方の責任ではないか、また労使双方の義務であるというふうに考えております。
ただ片方は法律によつて保護されておる。こういうような民間の金融機関というものに対してはそのような監督をしておいて、そうして地方公共団体に対してはあそこが悪い、ここが悪い、まるで濫費や不正の巣であるように言う資格は大蔵省にはないと思います。これは一例を申し上げたのですが、ひとつ率直に政府の悪いところ、あるいは地方団体の悪いところを共同の責任で直す。
それから又第三者の権利は仮に侵害された場合でありましても、先ほど申しましたように相当借地条件、相当対価というものによつて保護される。併し又そういう点を考慮するならば、昭和二十二年に改正せられました臨時処理法第二十五条の二で、戦災地以外の火災、風水害、震災その他の災害によつて受けた場合においてもやはり臨時処理法第十条の、即ちこの規定が準用されております。
それを今度は還してもらうについて、自分らもあのときに相当な補償はもらえなかつたのだ、あのときに相当な賠償を受けなかつたのだ、だから今度これによつて保護してやろう、これによつて今までの欠陥を救済してやろうといういわゆる同情的の規定だと見れば、必ずしもこれが不遡及の原則に反するだとか、或いは既得権を害するとかいうことにはならんのじやないかと思うがその点はどうです。
またこの通信の秘密なる字句が従来の旧憲法の規定よりもさらに広汎になりまして、学説あるいは説明等に徴してみましても、旧憲法の法律の範囲内におきまして信書の秘密が保護せられたよりも、その趣旨、精神、概念はさらに広げられまして、信書よりももつと広い通信ということになつておることと、それから法律によつて保護するというその法律の字句も取除いております。
次に第二点は、国及び地方公共団体の任務として、ともにその普及発達に努力すべきことはもちろん、国は、公私立の小学校等の設置者に対し、施設、設備に必要な経費の一部を補助し得ることとし、同時に、小麦等の代金を特別に低廉な価格に定め、それによつて保護者の負担を軽減させようとするものであります。なお、その他これに関連する管理運営上の規定を設けたのであります。 次に、審議の経過を申し上げます。
即ち、本法によつて保護しようとする法益は、保安隊、自衛隊の使用する装備品等の秘密でありますが、その保安隊、自衛隊が憲法第九条違反であることは殆んど世論の常識であります。吉田内閣のみがひとり憲法違反でないと強弁しているに過ぎません。
私は今のような腐る一方、そして太る一方、そしてその秘密を今本法案によつて保護されようとする軍隊に日本の学者が協力するはずはないと思う。従つて、ここにできて来るものは、非民主主義的な、非能率的な、そして侵略的な、そして国民を圧迫する、そういう防衛力ができて来ることなのです。この意味から、私は本法案に飽くまで反対しなければならない。
早のわれわれの関心誓いたしましては、七月の契約がどういうような状況において現実に締結されるか、こういう点が大きな関心になりますが、この点につきましては、先般来本委員会、それから関係当局の御協力を得まして、われわれの要求しましたところの、間接契約あるいはその他の方法によつて保護を受けるという点は、現在の見通しにおいては、特需が非常に暗澹漁としておるから、早急には困難である。
もし基準法にそのことが規定してないからということによつて、日本の労働者が法律的保護を受けられないということになりましたら、何によつて保護を求めるか。私が先ほど申し上げました憲法の条章の精神に基いて、外交折衝が行われて来るべきものである。もちろんこれは、行政官が法律に基いてただちに行使するというわけにいかぬでしようが、その点に、私は政府の外交折衝の任務が生れて来ると思う。
そうして結局またアメリカから安全保障条約によつて保護されているから、まだ独自で守る実力ではないんだ、だから駐留軍に代る実力を持つても、まだ憲法違反ではないではないかと本間委員から言われると、まさにその通りだということを木村保安庁長官は言つておるのです。
それに対して加瀬委員から、或いは秋山委員から、国民の現に要望しておりまする方面は、警察の行政を担当しておりまする人々によつて国民が本当にこれによつて保護せられ、幸福を得て信頼せらるるものを要求しておるのです。従つて多少経費がかかつても、真に要求する警察であるならば喜んでこれを迎えるのであるという一つの考え方、これが即ち現在の国情の一面でなければならない。