1952-12-23 第15回国会 参議院 本会議 第15号
又国有物件につきましては、不当価格による購入、不急品又は不適格品の購入、過大量の購入、従つて保有量の過大、保管方法の不良による品質の低下、現品と帳簿面との不符合、その他種々の不当事項が生じております。
又国有物件につきましては、不当価格による購入、不急品又は不適格品の購入、過大量の購入、従つて保有量の過大、保管方法の不良による品質の低下、現品と帳簿面との不符合、その他種々の不当事項が生じております。
やはり経営規模の大小によつて保有量に或る程度の段差を付けてもいいのじやないか。こういう意見を出して、又或る程度これを立証するデーターもある。やはり経営規模の大きい農家は延べに働く日数も多いというデーターが出た。そこでこの際保有量についてやはり或る程度の増産に見合うプラスがないといかぬじやないか。
これは第八條に関連することでありまして、「災害その他眞にやむを得ない事由に因つてその指示に係る農業計画によつて定められた供出数量」を供出することができなくなつたときは、農家の方ではその補正を要求することができるのでありまして、災害によつて保有量を欠くというような場合は、当然農家の方ではその補正を要求し、かつその要求に対しては、市町村の食糧調整委員会において、実情を調査の上決定をするのでありますから、
一面また供出關係から申し上げますと、現在の供出は實收量制をとつておりまして、そうして現にこれらの食糧が收穫され、それらの實收量がいくらあるかということによつて、保有量を差引いた殘りの全額を供出させるという仕組になつておるのでございます。