1954-12-16 第21回国会 衆議院 労働委員会 第2号
○山村委員 ごもつともと思いますので、どうかひとつこれからは労働大臣自身、総評の会議にも飛び込んで行つて、保守党のどこが悪いのか、悪いところがあつたら喜んで直そうじやないかというくらいの謙虚な態度に出て——決して日本民主党だけとは言いません、自由党もその他の保守党も、労働組合が政治的に中立の立場をとるように導いてこそ、初めて日本の労働組合運動というものが健全なものになつて行くんじやないかということを
○山村委員 ごもつともと思いますので、どうかひとつこれからは労働大臣自身、総評の会議にも飛び込んで行つて、保守党のどこが悪いのか、悪いところがあつたら喜んで直そうじやないかというくらいの謙虚な態度に出て——決して日本民主党だけとは言いません、自由党もその他の保守党も、労働組合が政治的に中立の立場をとるように導いてこそ、初めて日本の労働組合運動というものが健全なものになつて行くんじやないかということを
御承知の通り、各国共産党がその革命を実現する過程を見ますと、共産党は初めには人民戦線を張りまして、そうしてその前衛党的の政党を利用いたしまして、共産党一流の戦術によつて保守党の分裂をはかります。そうしてその分裂した保守党に対しては、全然主義政見も異なつておる間柄であるにかかわらず、この保守党と共同戦線を張りまして、そして漸次これと共同して政権の座に近づき、遂には政権を奪取するのであります。
そこでですね、そこで今回の指揮権発動というものによつて、保守党を壊滅せしめて、吉田君は社会党を育成するために、かような行為をいたしたのであります。(拍手)こういうことをこれは断定せざるを得ない。いわゆるこの政治家というものに二言があつてはならない。社会党を育成すると言われたことは、今日といえどもお変りになつておらないと思う。
利子補給をやつたような会社なんかから金を受取つてはならない、献金を受取つてはならない、というような政治資金規正法をここでつくり上げて、今まではいろいろな間違いもあつたが、こういうようなことによつて保守党は出直すのだから国民よ支持してくれというなら話はわかるが、そういう努力を少しもしないで、一緒になろうという考え方は、私は国民を愚弄したものであると思うのでありますが、緒方副総理のお考えを承りたいと存じます
この際ちよつとあなたに対する友情の立場から申し上げておきますが、あなたが吉田内閣に副総理として入られたときに、世間のあなたを知つておる人々は、今までアメリカ一辺倒であつた吉田内閣も、あなたがお入りになることによつて保守党は保守党なりに、もう少し気のきいたアジア地域を中心とする日本独自の外交政策を打出すようになるかもしれぬということで大いに期待しておりましたが、その後養子に入られてから家督相続するまでおとなしくしているという
この際吉田総理大臣に特に注文をいたしたいと思うけれども、このような事件が起つて、各政党に対する不信が問われており、ことに露骨に言つて、保守党に対する不信がきわめて濃厚である。われわれはこの疑惑を一掃してもらいたいと思うのである。
そういう状態で議論はかり繰返していつになつても軌道に乗らない、その弊を避けるためには、比較的特殊会社というものは中間的な案であつて、従つて保守党にしても社会主義政党にしても、私はまあ全面的に満足とは行かないけれども、この程度ならば我慢ができるという線じやないかと思うのであります。私は電源開発というような問題は、政党政派の利害によつて遅らされてはならないと思うのであります。
○加藤(鐐)委員 イギリスに政変があつて保守党内閣になつたから、イギリスの貿易政策がいわゆる輸出の増進、輸入の制限を非常に強行されるようであります。そういう点からポンド地域と日本との貿易が非常に困難になるという見通しについて政府もいろいろと考えておられるだろうと思う。
イギリスにおきましては労働内閣に代つて保守党新内閣が成立をしたのであります。そこでこの保守党内閣の成立によりまして、この平和條約に関する批准の問題、こういうことに影響を及ぼすようなことは万ありませんと思いますが、この点に関する吉田総理大臣の御所見を伺いたい。
従つて保守党が強いわけです。そういつた封建性の上におきまして、そういう方向にあなた方は研究の方向を推し進めてはいかぬのであります。そういう日本国民の古いからを打ち破つて、たたいて開く方法はどうされますか、その点を承りたいと思います。そうしなければ農業は発達いたしません。
労働党に代つて保守党が出たならばどうなるか。外國関係についてはどうなるか。日本は日本人のための日本である。日本民族の立場を忘れて、そうして軽々にこういうことをいうのはどうであるか。我々はこのような日本民族の立場を忘れ、自主独立を損なう卑屈無力な思想、或いは軍國主義、侵略主義思想、こういうものに対して断乎として闘かわなければなりません。民主主義を徹底するということはこういうことであります。