1952-02-16 第13回国会 衆議院 予算委員会 第17号
この点は誤解のないように申し上げておきますが、今日世界的に少い物資については、日本内地においては相当あるものでも、世界的な立場において、今から少し濫費を防いだら、どうかというような話もありまして、われわれは、十分その間にあつて、使用制限をなす場合において、中小企業者あるいは日本国民の生活の上に、どう影響するかということを考えつつ、善処して行きたいと考えております。
この点は誤解のないように申し上げておきますが、今日世界的に少い物資については、日本内地においては相当あるものでも、世界的な立場において、今から少し濫費を防いだら、どうかというような話もありまして、われわれは、十分その間にあつて、使用制限をなす場合において、中小企業者あるいは日本国民の生活の上に、どう影響するかということを考えつつ、善処して行きたいと考えております。
而も今後の問題につきましては、私どももたびたび申しておりますように、国際的に非常に貴重な物資等につきましては、物によつて使用制限することあるべしということは、前の国会においても申上げておる通りであります。それは挙げて根本的自由主義経済の政策の転換とも考えます。経済というものは殊に固定しているものではないのであります。その時、その時の状態において最も適正な方策をとることが必要であります。
それでも需給の均衡がとれない場合に限りまして、規則によつて使用制限をやるというふうにしてもらいたいというわけであります。その次の、これも文章の書き方が非常にまずいのでありますが、この「規則による制限を行うこととする。」
これにつきましては、かねがね私どもが御協賛をいただいておる臨時物資需給調整法等の活用によりまして、おそらく物によつて使用制限、割当制限というものが起ることは、私はあまり遠いことじやないと思いますが、しからばといつて個別的に価格の公定をやるというような制度は今考えておりませんし、またこれはアメリカの事情と日本の事情というものが非常に違つておりまするし、関係方面でも必ずしもこれは考えてもおらぬようであります
は、幸いにしてそれほどでもないようである、従つてCPIによつてみても、さほど国民の生活が圧迫されているとは言えないであろう、衣料の値上りには重大な関心を持つているけれども、今後原綿・羊毛等は一層豊富に買いつけ得る見込みであるから、心配するほどのことはないと思われる、経済の再統制を云々する前に輸入を促進し、統制を必要としないような状態にすべきであると考えておる、やむを得ざる場合にも一定の物資に限つて使用制限