1952-05-13 第13回国会 衆議院 農林委員会公聴会 第1号
しかもふしぎなことには、おのおのの調査によつて作付面積とかあるいは収量が、同じ年の同じ地方におきましても非常に違つて現われるということになりまして、どこに信懸性があるかということを、はなはだ疑わざるを得ないような結果が出ておるのであります。
しかもふしぎなことには、おのおのの調査によつて作付面積とかあるいは収量が、同じ年の同じ地方におきましても非常に違つて現われるということになりまして、どこに信懸性があるかということを、はなはだ疑わざるを得ないような結果が出ておるのであります。
それから又価格の点についてでありますが、今後政府が最低価格をきめまして、それ以上に市場が安定した場合には却つて作付面積が私は殖えて行くのじやないかと思うのであります。又価格構成につきましては、これは政府委員から答弁いたします。
現在農作物調査でとつております調査方法は標本調査と申しまして、任意に標本をとりまして、それを実測いたしまして、それによつて作付面積を調査いたしまして、そうしてそれに坪刈によつて反収を調査いたしまして、反収を作付面積とを相乗いたしまして生産高を推計する、そういうような方法をとつて、そうしてそれによつて町村別資料ができるような調査をやつております。
従つて作付面積が減ることによつて米なら米の收量というものが反当收量が高まつてもカバーできないで、成る程全体として見た米の收量としては減るということはあり得ると思います。
併し今度いよいよこの法案が通つて、作付面積まで決定されることになりますと、收益上非常な有利な作物を作る人と、それから米作なら米作專門の人との間に、それなら俺は外の作物に轉換さして貰いたい。こういう要求が起りまして、單作地帶にはそういうことは余りないと思いますけれども、多毛作地帶におきましては相当大きな問題になると思います。恐らく村長や知事が非常に困ることになると思います。