1954-08-30 第19回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
いろいろの毒素があろうと思いますが、その毒素の場合でも、その毒素の限界というものをきめることによつて、人体に対しては全然害でないという限界はあるわけです。これを食品衛生の立場から検討しておるのがすべての食品についての問題ではなかろうか。ただ我我といたしましては、そういうものを食糧配給なり食糧管理の立場からそういうものを無視して、又それを曲げてそうしてやろうという考えは毛頭ないわけであります。
いろいろの毒素があろうと思いますが、その毒素の場合でも、その毒素の限界というものをきめることによつて、人体に対しては全然害でないという限界はあるわけです。これを食品衛生の立場から検討しておるのがすべての食品についての問題ではなかろうか。ただ我我といたしましては、そういうものを食糧配給なり食糧管理の立場からそういうものを無視して、又それを曲げてそうしてやろうという考えは毛頭ないわけであります。
○岡委員 それでは井上先生に重ねてお伺いいたしますが、非常に失礼なお伺いをいたすようで恐縮でありますが、たとえば先生御指摘のように、先生の人体実験二例につきましては、特に動物実験と違つて人体実験では個人差が非常に多いことは、われわれも実験上経験しておることでありますし、なおかつ肝臓や腎臓の、しかもこういう実質的の変化については、非常に個人差が多かろうと思います。
このような形で配給をされることによつて、人体は決して病変に侵されることはないという保証が、四名の参考人の皆様の今日までの実験の結果から、はたして得られておるのかどうか、こういうことなんです。
名古屋に入つたビルマ米によつて人体実験しまして、肝臓障害を起すという事実をすでに報告しておるのであります。公に浩酷な報告書が出ております。でありますから一月からわかつておるであります。ところが今問題になつておりますたとえば最後の八万一千トンは一月から後のものばかりであります。でありますから白いもので最近知つたということはちよつと逃げ答弁になつてしまう。
あるいはまた血液をとる前にその人間の赤血球の量、白血球の量あるいは血液の比重その他綿密な血液検査——当然給血者には梅毒、マラリアその他の検査がされておると思いますけれども、そういうものでなしに、その都度都度そういうような血液学的の検査をして、その血をとることによつて人体に何らの支障を及ぼさないという一つの確証をとつた上において血をとらなければならぬというような取締り立法、あるいは百CCの血を買うにしても
それからさく岩のさく孔速度と発塵との関係、それからウエット化による水を使うことによつて、又ウエツテイング・リーゼント、湿潤剤を使うことによつて人体に如何なる影響を及ぼすか、さく岩機ののみの形状、材質、そういうものと発塵はどういうような関係があるか、現在使用しておりますところの粉塵の測定器具、我々のほうとしましては主として粉研コニメーターを使つおりますが、まだまだぱらつきがある。
これの取扱いに関しましては、私、実はかつてだにに関して、多少調べたことがございますが、粉だに類というものは、粉状をなしている食品の中には相当数、ほとんど毎俵と言つてもいいほど発見することのあるものであつて、人体に対する直接危害は比較的少いことは承知しておるのでありますが、しかし、今度発見せられました数は、相当に多いように感ぜられるのであります。
ほかの経済政策等の問題であるならば、しかるべき程度で実行して、これを実行しながら調査もし、研究もしながらいろいろ内容の改善をはかつて行つてかまわぬけれども、いやしくも保健衛生関係の問題であつて人体に影響があるというものについては、少くともこれを法的に強制をする場合には、論争等もあまりないという段階にならなければならないのではないか。
エツクス線は、その性質を十分に理解し、その使用を誤まらない優秀な技術者の手によるときは、顯著な治療効果を発揮し、素養の不十分な又は技術の拙劣な人の手にかかるときは、却つて人体を破壊する力を現わす両面の作用を持つ点においては、恰も劇薬毒薬の施用と軌を一にするものがあるのであります。