1954-05-15 第19回国会 参議院 内閣委員会 第35号
○矢嶋三義君 そこで例えば郵政省とか財務局、それから農林省関係、こういうような所は官職の減員によつて事務量との関係で非常に過重労働となつて無理だというようなことがありますけれども、又他の省を見ますと整理した職種別の表を見ますと、給仕とか雇員というのですか、ああいう掃除をしたりお茶を汲む、ああいう階級だけの整理をして、実質上ペンを持つて机に向つて仕事をするというようなところは殆んど整理していない省がかなり
○矢嶋三義君 そこで例えば郵政省とか財務局、それから農林省関係、こういうような所は官職の減員によつて事務量との関係で非常に過重労働となつて無理だというようなことがありますけれども、又他の省を見ますと整理した職種別の表を見ますと、給仕とか雇員というのですか、ああいう掃除をしたりお茶を汲む、ああいう階級だけの整理をして、実質上ペンを持つて机に向つて仕事をするというようなところは殆んど整理していない省がかなり
警告を与えなければならんのでありますが、行政整理とは、このような不要な人を整理すること、このような不要な官庁を整理することが、本当の行政整理であつて、その憲法に命ずるところに従つて事務量をはかすために、国民の信頼に応えて生命を賭けて闘つておるところの職員こそ、このような現業の職員にこそむしろ増員を以て臨むべきが真の行政整理であろうと考えておるのであります。
従いましてその適用事業場の増加に伴つて事務量が増加する。職業安定局について見ますると、御承知のように安定所の利用人員が非常に増加しております。又失業保険の受給者にいたしましても毎月三十五万人程度の受給の人員が安定所に押掛けて来る、こういう状況でございまして、業務量が非常に増加して参つておりますので、それに伴う経費を補正として要求いたしておる次第でございます。これが第一点。
従つて事務量もそれだけ減るのではないかということも一応想像される。私などは行政の簡素化ということは非常に賛成です。そうして役人の数もこれはあなたの役所というわけではございませんが、全体的に見て多過ぎるということが国民の輿論です。
○根本国務大臣 ただいま井上さんは雑穀並びにいも類をはずしても、それにかわるべき麦その他粉が配給されているから、従つて事務量は減つていないはずだ、こういうようなお考えでありますが、これは專門家である井上さんから見て、少し言い過ぎじやないかと私は思う。御承知のように、いもの供出についても、この保管については最も多くの人員を要したのであります。
こういうふうになつておるから、従つて事務量からいつて定員を殖やさなければできないと思う。私は定員を殖やさなくてもできるということならば、調査庁に対する会計検査を十分にするより仕方がない、こういうふうに思うのです。言い換えれば、指導も十分な指導もできない、こういうふうな形にあると思う。
従つて事務量も相当多くなつて、どうも長官一人では手が行届きにくい、だから次長を置いて完璧を期したい、こういうようなお話があつたのでありますが、その後ほかの資料を調べて見ましたら、大蔵省の外局もほかにあるのでありますが、次長をやはり置いてないのですね、調べますと。そうすると今度大蔵省の外局では国税庁が初めて次長を置くことになるのです。
しかし先ほど申し上げました通り、行政審議会の内容は、この二つを合せることによつて事務量がこの通り簡素化されるのである。また歳出も経費もこれだけ安くなるのである。しかもこの両省の能率が非常によろしいのだというような、具体的な検討が続けられて、そしてある結論が出ているのだとすれば、私どもも十分尊重して進まなければならぬと思いますが、しかし今申し上げた通り、内容も正式に委員会から答申がない。
從つて時間が延長することによつて事務量のさばきがよくなるであろう、こういう大臣のお考えのようでありますが、実際問題としては、現在八時間労働が中心でありまして、実質的には各部署において多少の差違はありましようが、実際には八時間労働以上には出ていないのであります。