1954-12-15 第21回国会 参議院 労働委員会 第1号
それで今ここで問題になつておりますのは、恐らく通行者との関係の事故ということよりは、自動車自体の事故ということに重点があると存じますが、この自動車自体の事故について考えてみますると、乗合自動車で申せば、その事故によつて乗客に非常に影響を及ぼす、死傷者を出すというような、事故の内容は分けて考えますと、例えば衝突であるとか顛覆、顛落であるとか、或いは踏切における事故、こういつたものに分けられると思うのでありますが
それで今ここで問題になつておりますのは、恐らく通行者との関係の事故ということよりは、自動車自体の事故ということに重点があると存じますが、この自動車自体の事故について考えてみますると、乗合自動車で申せば、その事故によつて乗客に非常に影響を及ぼす、死傷者を出すというような、事故の内容は分けて考えますと、例えば衝突であるとか顛覆、顛落であるとか、或いは踏切における事故、こういつたものに分けられると思うのでありますが
そのときには、職員の努力によつて、乗客はほとんど被害がないというくらいになかつた。八百ないし九百乗つておつた船も、乗客をおろしてから撃沈されておる状態であります。わずかに九十人くらいしか乗客の死傷がなかつたのでありますが、その際における青函間連絡職員の殉職は、驚くなかれ四百二十九名に達しておるのでありまして、それが昭和二十年十月の十四日と十五日の惨害でありました。
かんじんなのは交通事業の建前であつて、乗客を定員で輸送しなければならぬという義務も責任も定めていないことに出発点が存在しておる。これは起立者も定員であるというようなお考え方がいけないのではないかと思う。 そこでまた駅の建物についてでありますが、駅の建物に巨額の予算をぶち込むことは、まつたく鉄道事業本来の目的を逸脱しておるのではないかと思います。
万一事故が起きました場合に、これは又その弁償、賠償能力などがないようなことがあつた場合に迷惑をかけるからその場合にも迷惑のかからないようにしたい、こういうふうなことでありまして、若し零細企業はそういうふうな事故に一たび出会つたあとに永続できない、こういうふうなことになりますので、保険をかけさしてそれによつて賠償さして依然として永続することができる、従つて乗客の便利を図ることができるというふうにしたい