1954-05-24 第19回国会 衆議院 通商産業委員会 第54号
国際経済の発展に寄与すると申しますのは、これは御指摘のような場合にはなかなかむずかしいかと存じますが、ひいて国民経済の健全な発達をはかり、それと同時に日本の国民経済が健全になりますことによつて世界経済の発展にも寄与するのじやないか、こういうふうに考えておるわけでございます。
国際経済の発展に寄与すると申しますのは、これは御指摘のような場合にはなかなかむずかしいかと存じますが、ひいて国民経済の健全な発達をはかり、それと同時に日本の国民経済が健全になりますことによつて世界経済の発展にも寄与するのじやないか、こういうふうに考えておるわけでございます。
先ほどのお話で今度の協定その他によりますと、十三億ドルにプラスしてもいいようなこともおつしやいますし、又愛知通産大臣は今朝ほどのお話でも努力目標で十三億七千万ドルは依然として捨ててないのだというふうなことをおつしやるのでありますが、誰が見たつて世界経済は、特にその中心となつておりますアメリカの経済は昨年の上期が最良の年であつたと、どんなに楽観的に見る人でもそう見ておるのであります。
やはりコマーシヤル・ベースによつて、世界経済の基礎の上に立つて、そういう問題を考えて行かなければならぬ。どうかこの問題を抜本塞源的に考えて、塩の政策価格の変更ということについて、もう少し時代に合つた検討を加えて、最もすみやかなる機会に、当委員会にその成案を示されたい。これを強く要望しておきます。
今後も減退して行くことが確かであり、従つて世界経済は一層デフレの色彩を濃化して行くというふうに見るのが、至当であるように考えられるのあります。
代表がなじりましたところ、武装警官がその人を保護して中へ避難させるというような事柄、併し事柄はすべて静粛に行われたから、乱闘その他は全然起りませんでしたが、さてそのような状態で三時になり、三時半になり、それが三百人乃至三百五十人の学生をどうして国会の中に導き入れることができないかということで、議長はどこにおられるかということを取調べたところ、議長はたまたまその日の午前中はおられましたが、午後になつて世界経済調査会
このアメリカの政策によつて、世界経済は無理やりに東西二つに分断された。その結果生れたものは何であるか。西欧諸国のきわめて深刻な経済的困難である。西欧諸国は、東欧市場がとざされた後、それにかわるものを世界のどこにも見出すことができなかつた。東欧に対する禁輸の措置は、その目的に反し、東欧を傷つける前に、西欧経済自身に危機をもたらしてしまつた。結果は、わが国においても同じように現れております。
終戦以来次第に緊張を加えて来た二つの世界の対立関係は、朝鮮動乱の発生を契機として、西欧各国の防衛態勢に急激な前進を促した結果、鉄鋼、非鉄金属、ゴム、羊毛等の戦略物資の需要増大、海上輸送力の逼迫、価格の騰貴、その国際的割当制度の復活、全般的物価水準の上昇という径路をたどつて世界経済のインフレ傾向を強めたので、各国とも、生産確保の必要上、輸出制限、輸入促進の措置をとるとともに、国内経済政策も、終戦直後からの
従つてこれらの対策を立てることもまた政府の責任でありまするが、しかしそれによつて、世界経済が急激に中だるみ、いわゆる反動を来したことまでも政府が責任を持つて賠償するというようなことは、とうてい国家経済の現状が許さない、これも私が申し上げるまでもなく澁谷委員は十二分に御承知のことだろうと思うのであります。
トルーマン大統領の爆彈的な非常事態宣言によつて、世界が軍備の拡張に乗り出した、そのことによつて、世界経済の上に大きな変化が現われつつある、そのことを考えられてつくられたわけではないと推測いたしますので、その後における世界経済の発展、ことに軍備拡張による物資の買付、あるいはまた輸入競争ともいうべき現状、こういうものは日本にも大きな影響を與えておるのですが、この面からしてこの予算は、端的にいえば、中共軍介入前
この目的とするところは、要するに相互の国の間におきまして、関税をなるべくお互いに下げ合つて、そして全体として国際通商の障壁なり、あるいは障害物を極力除去する、それによつて国際貿易のヴォリュームをふやして行つて、世界経済の均衡を回復するのに役立たしめる。こういう根本的な思想に基いておりまして、すでに相当の国がこれに参加いたしております。
貿易の再開によつて世界経済に関連を持つことの機会を與えられました我が國といたしましては、一に國際的の信用を回復して、我らが経済再建に唯一の希望と期待とをかけておるところの外資導入、特に民間外資の導入に対する受入れ態勢を整えなければならないということは今更私が申上げるまでもないのであります。