1954-11-10 第19回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第13号
先ず第一に、この正常な姿で発達しておるものにつきましては、何と申しましてもこの発達した大きな理由は、中小企業者はあらゆる面で大企業初めあらゆる面から、他の職域会社から比べまして非常な不公平な取扱を受けているという点につきましては皆さん御承知の通りでありますが、先ずそういう点で常に自衛策として、相互扶助によつて不慮の災害をお互いに助け合おうというような気持から、この共済制度というものが盛んになつて来たということが
先ず第一に、この正常な姿で発達しておるものにつきましては、何と申しましてもこの発達した大きな理由は、中小企業者はあらゆる面で大企業初めあらゆる面から、他の職域会社から比べまして非常な不公平な取扱を受けているという点につきましては皆さん御承知の通りでありますが、先ずそういう点で常に自衛策として、相互扶助によつて不慮の災害をお互いに助け合おうというような気持から、この共済制度というものが盛んになつて来たということが
現在御承知の通り、漁船損害補償法によつて漁船については一応救済の道が開かれておりますが、漁業のごときは、主として自然を相手といたしまして生産の業を営むのでありますから、他の原始産業に比べて、自然の異変によつて不慮の災害をこうむる場合がきわめて激甚であります。
表面的にはつきりホリドールに基く中毒、あるいは中毒が著しくて死亡に至つたというような点は、医師の診断等であまり表面化しておりませんが、明らかにホリドール中毒によつて不慮の災厄を受けた農民があり、また指導者が多数あるようであります。この点について、現在のホリドールの普及の状態を、まず最初に所管当局から御説明を願いたい。
ただしかし、計画といえば極端な作付統制でもやるというようなことは、私はしない方がよかろう、ただみんなが、菜種がよいといえば、麦が採算的に相当とれるにもかかわらず菜種に流れて行つて不慮の損害を受けるというようなことを来さないように、十分の指導を必要とするであろうと考えております。
B二九が日本を爆撃するようになつて米英国の財産に損害を與えたといつて、こちらから向う三箇年、年に百億円の賠償金を拂うようにするならば、戦争になつて御承知のように飛行機から爆撃をせられたり、焼夷弾によつて不慮の死傷をした者を、厳密な調査によつてこれらの諸君に対しましても、適当なる国家的な補償がなされなければならぬ。
○本多国務大臣 これはまことに困難なことでございまして、大体この一割秘度の特別交付金を保留しておきますことによつて、不慮の災害等によりました場合の財政調整に充てて行く、こういう次第でございまして、この平衡交付金を算定した後に生じた事情による、負担の増加の緩和に充てて行くのであります従つてあらかじめどこにどういうふうにやるかということはきめにくい問題でございます。
即ち中産階級以下の国民諸君が極く簡易に、而も安全に、極く低額の保險料によつて不慮の事故を救済する途でありますから、これはできるだけ料金が少く、而も保險金は多くなるような考え方で行かなければならんと思うのであります。従るてこの保險制度が一般国民に大々的に利用されることを念願することは小川さんと全く同感であります。
○益谷國務大臣 第一点、御承知の曲り從來の予算には予備金等があつたのでありますが、今回の予算には予備金り制度がなくなりまして、從つて不慮の災害に対しては、予算の上では從來のごとく処置することは不可能になつたのであります。われわれは與えられ予算で、前來お答え申し上げております通り、有効適切に最も効率的に使つて参りたいと思つておるのであります。