1954-03-29 第19回国会 衆議院 外務委員会 第28号
従つて下田条約局長の御答弁そのものに非常な矛盾があると思うのであります。私どもはこういう秘密保護法の名において、しかももう一つ考えてみますと、船舶貸借協定まで入れたということ。この船舶貸借協定はこれを審議いたしますときには、政府の説明によりますと、船だ船だ、普通の商船並に考えられた船だという御説明を受けて、この船舶貸借協定は通つたわけです。
従つて下田条約局長の御答弁そのものに非常な矛盾があると思うのであります。私どもはこういう秘密保護法の名において、しかももう一つ考えてみますと、船舶貸借協定まで入れたということ。この船舶貸借協定はこれを審議いたしますときには、政府の説明によりますと、船だ船だ、普通の商船並に考えられた船だという御説明を受けて、この船舶貸借協定は通つたわけです。
一例を申上げますと、下田から鉱石を日立鉱山に送るときに、月島で機帆船でこれを積替えて隅田川に持つて行つたやつとを、私が新らしい発動機船を、隅田の鉄橋をくぐる大きさのものを十分確めて、そうして発動機船によつて下田から隅田まで直送を、私がそのときは独創者です。私が初めてやつたわけです。そうしてその運賃の負担を切下げて、私は鉱山事業の維持にその面でも一応考えたことがあるわけです。