1954-10-14 第19回国会 衆議院 水産委員会 第40号
こうしたことからいつたならば、われわれは財源を見つけて、その財源によつてひもつき融資——すなわち揮発油によつてあの道路のひもつきの予算をとつたと同様な方法によつて、中小漁民に対する漁船の建造が何よりも大事なんだ。電探であろうと無線であろうと、こういうものも、新しく漁船をつくることによつてのみ融資の対象となつて、公庫から金が出る。
こうしたことからいつたならば、われわれは財源を見つけて、その財源によつてひもつき融資——すなわち揮発油によつてあの道路のひもつきの予算をとつたと同様な方法によつて、中小漁民に対する漁船の建造が何よりも大事なんだ。電探であろうと無線であろうと、こういうものも、新しく漁船をつくることによつてのみ融資の対象となつて、公庫から金が出る。
従つてひもつきではありません。国庫負担金というものは、はつきりと使途を明示したひもつきのものでなくてはならぬのであります。それを、地方の財政のいかんによつては、どの費目にも充当されるというような一本になつた交付金として、支出されておるのでは、国庫がどれを負担するかという義務は履行されないのであります。
戦争に負けてから、日本の製油施設がほとんど外国資本によつてひもつきになつたそのあかつきには、今度は製品は輸入させない、原油を入れなければいかぬというような理論が打立てられて、戦前はそういう比例であつたにもかかわらず、今日では製品輸入はほとんど行われないで、原油輸入でほとんどまかなわれておる。
ただ問題は、政府がこの間にあつてひもをつけ、そのひもによつてあるいは弱くなり、あるいは強くなつて浮草のように動揺しておるというのが、現在の電電公社当局の態度ではないかと考えております。 以上をもちまして一点と二点のお答えといたします。
○小松委員 余つておる金が五百数十億あつて、ひもつきがあるというのは、どういうひもつきがあるのか。私の聞く範囲では、ひものつかない余剰財源として使い残しがあるということを聞いておる。その点明確にしてもらいたい。
○鈴木(俊)政府委員 今回の改正法律案で、関係行政機関の勧告について規定を設けておるのでございますが、この点につきましては、先ほど来いろいろ御論議がありましたように、地方自治というものと、国の行政というものとの間において、どういう方法で調整をとつて行くかということが、やはり根本の問題であるわけでありまして、補助金政策をとりまして、いわば地方に交付されまする金が、補助金のいろいろな条件によつてひもつきになつてしまうということになりまするならば
ただ補助金だけまわして、これによつてひもをつけて場やることは、新しい自治の行き方としては、私は必ずしも適当でないと思う。ただ御案内の通り、地方団体というものは数多く、自治の内容というものは全般的に普通である。
さらに平衡交付金は、地方財政委員会がその使途によつて、ひもをつけるというようなお話があつたようでございますが、平衡交付金は平衡交付金として交付いたします。その使途については絶対にひもはつけないのでございます。これは市町村、府県の予算の中に、これを総合的に繰入れて、自治的に運営するので、ございまして、まつたくひもはつかないということを御了承願いたいと存じす。