1954-05-21 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第44号
而してその損失というものは今後二、三年、例えば二、三年の間の努力によつてなし崩しに会社、メーカーがこれを処置し得るものである、又処置しなければならない、こういうふうに考えておりまするから、政府として政府出資をしたり、或いは政府補償をしたりというようなことはこの会社については考えていないのでありまして、従来特殊会社という構想でありますれば当然そこに補償とか政府出資とかいうものが必ず入つておつたのでありますが
而してその損失というものは今後二、三年、例えば二、三年の間の努力によつてなし崩しに会社、メーカーがこれを処置し得るものである、又処置しなければならない、こういうふうに考えておりまするから、政府として政府出資をしたり、或いは政府補償をしたりというようなことはこの会社については考えていないのでありまして、従来特殊会社という構想でありますれば当然そこに補償とか政府出資とかいうものが必ず入つておつたのでありますが
又当面は供米期で金があるにいたしましても、今年の減収になつた農家の赤字というものは、やはりここ二、三年の間に解消すると、言葉を換えて申しますと、マイナスになつたものはせめても二、三年の金で借りて行つて、なし崩しにその痛手を補填する、こういうことになるでありましようから、来春の貯金の増加も、先ほど申した通り例年のような足取りを辿りがたかろうと思いますし、肥料価格等がそう上らないにいたしましても、農手の
ここのところが非常に込入つておるわけでありますので、あなたとしてはあくまでも三十万円というものは、これは顧問料の月三万円の約束を一括して渡して、そうして将来に亘つてなし崩しをしたのである、そういう工合にこの委員会で明確に一つ記録を残して置いて頂きたい。そうしませんと、この問題は言葉の使い綾になつてしまつて、あいまいになる虞れがありますので、さように明確にして置きたいと思います。
特に昨日も話題になりましたが、今次の異常渇水に対する赤字に対しましては、法的拘束力を持つ渇水準備金制度が設けられておるわけでありまするから、結局マイナスの渇水準備金制度として、そうして一応国庫等からの借入れを行いまして、特別会計的な制度によつて、これを長年次に亘つてなし崩しをいたすというような手もないではないかと思うのであります。
私共も何とかしたいとは考えておりますが、併しながらやはり予算の支出といたしまして、当然できる程度のことしかやれないということでありまして、これはやはり事務的にできる限りのことをいたしまして、それによつてなし崩しにできるだけだんだんとしそれを埋めて行くというふうな方法で、事務的に扱い得る限りにおいてこれを処理するというふうにいたしたいと思います。
そうしてその分は消費者価格の引上げによつてなし崩しで行くわけであります。消費者価格の引上げによつてなし崩して行くわけですから、本年の四月に消費者価格を上げました。それによつて消えて行くのであります。それで今回来年度の予算で組もうといたしておりまするものにつきましても、一応超過供出米はこれだけあるという計算の下に一月一日から消費者価格を決めて行くのです。
されるという期待の下に町村長が、或いは地方において校舎の設備その他をしたとするならば、これは今年度において四十三億の問題であつて、四十一億が今後においても支拂えするならば、二年、三年後において、二ヶ年、或いは三ヶ年かかつて支拂いをするということならば、一應窮状は、救われるのではないか、これは見積りでありますが、例えば今年十五億出すと、或いは來年度次に十五億出すと、再來年度十五億を出すというふうにして行つて、なし崩し
これは別に年次計画を作つてなし崩しに消して行く予定であると言つておりますが、結局は一般会計からの再度の繰入か乃至は運賃値上のいずれかを必至とするでありましよう。尚昭和二十二年度特別会計予算補正特第三号の運輸省所管国有鉄道事業特別会計によりますれば、歳入合計二百八十億五百万円の中、事業收入として鉄道收入百四十七億七千五百万円、自動車收入三億九千三百万円、船舶收入一億五千五百万円となつております。
今日のごとき経済的の破滅状態においては、根本的徹底的に改革を断行するのでなければ、いかなる名案も利潤追求に汲々たる資本家の執拗な策謀によつて、なし崩しに骨抜きにされることは必然的であります。 次に指定炭鉱の管理、業務計画において、官僚の惡統制が一層強化され、局長の権限は独裁的に高められております。