1954-03-30 第19回国会 参議院 予算委員会 第23号
従いましてそういう分についてはこれを減らす、こういう考え方をいたしておるのでありまして、勿論その事業が所期しておる目的を達するように努めるのがこれは当然でございまして、仰せになつてお笑いになつたが、私も実は一兆に合せるために何でもかでも削つておるのじやなくて、これは実は忍びがたきを削つておるので、(松澤兼人君「必要なものも削つておる」と述ぶ)これは止むを得ずやつておるのでありまして、今のような単価が
従いましてそういう分についてはこれを減らす、こういう考え方をいたしておるのでありまして、勿論その事業が所期しておる目的を達するように努めるのがこれは当然でございまして、仰せになつてお笑いになつたが、私も実は一兆に合せるために何でもかでも削つておるのじやなくて、これは実は忍びがたきを削つておるので、(松澤兼人君「必要なものも削つておる」と述ぶ)これは止むを得ずやつておるのでありまして、今のような単価が
そこで今あれやこれやと言つてお笑いをいただきましたが、私ども実は今やつておりますのは、最近大型の三十トンの貨車をつくつたのであります。これはスピードが客車のスピードの出るのをつくつたのであります。それでもつて北陸の米を大阪に、新潟の米を東東へという輸送をやる。その米を集結いたしまして、夜中に客車のスピードで北陸地帶から大阪へ、大阪で晝間荷役して、今度夜中に空車が帰る。
こんな夢のような希望を私がお願いすると言つてお笑いになるかも知れませんが、私はこの満場にいらつしやる皆様方のお力だつたらば、國が貧乏でもできるような氣がします。けれども、ない袖は振れないと言います。政府当局に私はお願いします。