1950-04-10 第7回国会 衆議院 農林委員会 第26号
大体おれの方の組合員が皆そう言つておるのだといつて、村のボス連中がそういう指導をして歩いて、あたかも農民の意思であるかのごとくに運動をした場合、今度でき上つた連合会は、農民の意思でないわけだ。これに対して政府はいかなる指導方針、監督方針あるいはお考えをもつて臨まれる方針であるか、その二点についてお伺いいたしたいのであります。
大体おれの方の組合員が皆そう言つておるのだといつて、村のボス連中がそういう指導をして歩いて、あたかも農民の意思であるかのごとくに運動をした場合、今度でき上つた連合会は、農民の意思でないわけだ。これに対して政府はいかなる指導方針、監督方針あるいはお考えをもつて臨まれる方針であるか、その二点についてお伺いいたしたいのであります。
ただ私どもが長崎縣の現在の実態からながめましたときに、連合会というものをこの法案のように自由に設立することができるといたしましたならば、現在長崎縣にいわしあぐり網業者によつて設立された一種の申合せの連合会みたようなものがありますがその一つの業種によつた連合会というものが、その業者が受ける利益は非常に多いかもしれませんけれども、漁業者の状態からながめましたときは、非常にそこに弊害があるのであります。
その法律は改正しないで、指導精神というか國家方針というか、認可方針というか、これに合つた連合会は現在の法律で認可していけるんだから、このままおいても必要なものは認可していく。こういうことではその筋の納得は得られないでしようか。その点についての折衝をいたしたんですかどうう伺いたい。