1951-10-22 第12回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
○奧村委員 いずれ復金の融資残高は、開発銀行へ肩がわりされることになるわけでしようが、現在融資なさつた貸付先に対して、今までにもすでに復金から相当に貸し付けてあるのがあるだろうと思うのです。復金の貸付の整理がつかないものに貸すということはないだろうと思う。たとえば農林水産について、水産関係の三社に融資してあるが、この三社はすでに復金から相当多額の借入れをしておるはずであります。
○奧村委員 いずれ復金の融資残高は、開発銀行へ肩がわりされることになるわけでしようが、現在融資なさつた貸付先に対して、今までにもすでに復金から相当に貸し付けてあるのがあるだろうと思うのです。復金の貸付の整理がつかないものに貸すということはないだろうと思う。たとえば農林水産について、水産関係の三社に融資してあるが、この三社はすでに復金から相当多額の借入れをしておるはずであります。
○政府委員(小坂善太郎君) 借入金を資本金に振替えまする場合に、直ぐに今まで貸しておつた貸付先が株式を持つようなふうにいたしますれば御説の通りになると思うのでありまするが、我々といたしましてはこの株式の民衆化と申しまするか、資本の大衆化と申しまするか、できる限り投資層を新たに獲得いたしまして、いわゆる新資本層の形成をしたいと、こう考えております。