1952-03-12 第13回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号
その数ですが、数は、大体においてフイリピンでなくなつた英霊は大きく四十七万と押えております。これはマッカーサーの方でもまた日本の復員省の方でもそのようです。この四十七万の英霊が海没し、あるいは飢餓で死んだわけなのですから、その家族の数が、その五倍としましても三百万や五百万おるわけなんですから、これがまた大きなもので、フィリピンについての関心というものは日本人に未来永劫に残るものだろうと思います。