1947-08-12 第1回国会 衆議院 司法委員会 第19号
○佐藤(藤)政府委員 改正案におきまして、姦通罪の規定を削除するというのは、姦通行為が道義上で許さるべきものである、法律上不問に付すべきものであるという趣旨ではないのでありまして、姦通はどこまでも夫婦が性的純潔を保たなければならぬという人倫の道を破つた罪惡であるという見方については、姦通罪の規定の存否いかんにかかわらず、嚴然として存在しておるのであります。
○佐藤(藤)政府委員 改正案におきまして、姦通罪の規定を削除するというのは、姦通行為が道義上で許さるべきものである、法律上不問に付すべきものであるという趣旨ではないのでありまして、姦通はどこまでも夫婦が性的純潔を保たなければならぬという人倫の道を破つた罪惡であるという見方については、姦通罪の規定の存否いかんにかかわらず、嚴然として存在しておるのであります。
それは在來の政治家の罪惡であり、その積り積つた罪惡の結果が、今日の日本の食糧危機を來したものであるということを、われわれは大いに自覚し、反省し、今後の農業政策に眞劍にまじめに当つていかなければならぬと考えるものであります。この眞劍さとまじめさがあれば、増産もできるし、供出も、まじめな純な農民たちはできたものを隠すことなしに完遂するのであります。