1953-08-05 第16回国会 衆議院 法務委員会 第31号 それで最後には水の入つた石牢に二日も飯も与えられずに入つておりました。それでぼくはその牢に入れられてから、ほんとうのことを言うから出してくれと言うたら、向うは出してくれて、さあほんとうのことを言えと言つたので、ぼくはこれ以上何も言うことはないと言つたら、それじやこれから刑場へ連れて行く、覚悟はよいかと言うので、向うは目隠しをして連れて行つた。 板垣幸三