1955-01-24 第21回国会 参議院 通商産業委員会 第3号
そうしてこれができますと、まだほかにもやるつもりでおつた発電所は、おそらくそんなことをしなくても、これで十分余るから、アメリカあたりでそのほかに熱心に運動しておりますけれども、おそらくそれはやらないだろうと思います。 それからその次に中小工業のいろいろのものがありますが、中小工業の工場建設と、それから技術指導。
そうしてこれができますと、まだほかにもやるつもりでおつた発電所は、おそらくそんなことをしなくても、これで十分余るから、アメリカあたりでそのほかに熱心に運動しておりますけれども、おそらくそれはやらないだろうと思います。 それからその次に中小工業のいろいろのものがありますが、中小工業の工場建設と、それから技術指導。
仮に第二項の売渡の項について考えますと、電力会社が開発会社の作つた発電所を買うといたしましても、莫大なる資金を要するものでありまして、その調達が今電力会社において、可能であるかどうかということも考えられます。又電力会社の資金は、開発会社の資金と違つて、高金利であります。ざつとした見方でも、電力会社の利率は八分九厘というものになつております。
だから藤田君が言つた発電所の労働者の場合には、ここに規制される行為以外に如何なる一体争議行為があるのか。若しそういうような争議行為がないとすれば、公務員について争議行為が全面的に禁止された代りに仲裁制度ができるように、何らかのことができなければならん。
○境野清雄君 そういうような形で今の佐久間というものをやつて行くという場合に、工事にかかる前に、でき上つた発電所の賃貸とか或いは卸売とかいうようなものについては、何か交渉は行なつてやつておるんですか、そうでないですか。
できると思うが、ただ問題になるのは、当時私は突詰めてもつと端的な言葉で、作つた発電所というものは売るべきではない、これは送電幹線も作つて、そうして卸売をし、電力需給のバランスを図るべきであるということを言つたときに、あなたは敢然どこれを否定されておる、そうではないと……。
そこで財政投資を以て作つた発電所でありますから、福田さんから御説明を頂いたように、個々の発電所を対象として貸与なり、譲渡なり或いは卸売りの原価をきめるというのは、それで競合するということでなくて、例えば東京の発電原価一〇〇と出ますと、それに対して東京のほうが地域差は安いのだから一五〇くらいの原価で東京電力なり、中部電力なりに売込みまして、そうしてそこで五〇という幅が出ますから、それだけを北海道のほうの
でき上つた発電所は、すべてこれを他の電力会社に譲渡または貸興するというのであるから、まつたく事業会社に御奉公するための開発会社であります。結局は、事業会社に直接金を貸すのと何ら異なるところがないのであります。これは明らかに、国家管理の仮面をかぶつて国民を欺瞞せんとするものであるとも言い得るのであります。
そうしてでき上つた発電所は、すべてこれを電力事業会社に讓渡または貸與するというのでありまするから、まつたく政府資金を投ずるためには、一般の利益会社では不都合であるというにすぎないのであります。従つてこれは金融のトンネル会社にすぎないというふうに言う人もあるのであります。
○西田隆男君 今の提案者のお考えを承わると、地方公共団体の以前持つておつた発電所の返還は、そう長い時日を要しないうちに法律案として提案されるものと了解いたしますが、それでよいのですか。
今までの慣例から見ましても決してこれが国民の血税を搾つて作つた発電所が不当に、或いは又非常に安く電力会社を利する、或いは電力会社に権力を以てその購入を命ずるというようなことなしに私は運行し得るものと考えておるのでありまして、その場合の需給のバランスをここで考えて具体的に説明せよということになりますとこれは一応数字は申上げることはできると思いますけれども、併し結局は余りにも先のことでありまして、お互いに
従つて電力事業者が六〇%やるとおつしやいますけれども非常に四苦八苦して資金を集めて六〇%、而もできた発電所は特殊会社が作つた発電所よりも高くなるということであれば、これは電力会社も、公営も、自家用も手を付けないで、そうして開発会社で作つてもらうのを待つていましてそうして安い電気を受ける、こういうことにならざるを得ないと思うのであります。
この慣例が当然適用されますので、私はこれによつて不当に、国の金で以て作つた発電所が或いは変電所が安く電力会社の意思で国民の利益を侵害するというようなことはあり得ないと考えておる次第でございます。 次に社債発行限度の特例でございます。
旧日発をつくるという考えであればあなたのお考えと非常に相違したことになるかもしれませんが、しかし私たちはこのつくつた発電所を譲り渡す、あるいは貸し付けるということを建前にいたしておるのでありまして、元のような日発をつくろうというような考えはございません。
すなわち日発が再現されることになつて、そうして電気事業再編成令と矛盾するのではないか、こういうふうに考えている方もおありのようでありますけれども、私たちは、この会社では、発電所をつくらせました場合には、そのつくつた発電所を九つの電力会社に売り渡す、あるいは貸し付ける、そうして九つの電力会社にこれを運営させるということを根本の趣旨といたしておるのでありまして、場合によつて一定の期間、建設の途上におきまして
御承知のように従来のこの制度は、日発ができて地方公共団体の方からそれぞれのお持ちになつておつた発電所をちようだいしたときに、そのためにそれぞれの関係の各都市においてこうむる損失を補填するという建前になつておりますので、たとえば株式の配当等が順調に参りまして、その収益の減退を補填するということになれば特に問題はないと思うのですが、その点については株式の配当を従来は一割ということで計上しておりましたが、
併しこれと共にこの電源の開発された沿革もよほど今後考えて頂かんければ、この彌太蔵というのは、黒部電力という黒部電車が黒部川開発のために必要とあつて起した、そのときの電車を運転するために取りあえず作つた発電所であります。
やむなく自分が元つくつた発電所をとられて、そうして今度の地域差の高い電力料金を使つたのでは、工場の立地條件が成り立たないから、電化の大牟田工場は閉鎖のやむなき状態である。こういう点から眺めて来ると、地域差をなくすか、発電電力をもどしてやらなければ自由なる、公正なる競争ではないではないかというのが松永さんに対する私の質問であります。
○説明員(首藤新八君) 十の場合と十一の場合の相違でありまするが、十一の方は只今申上げましたごとく、戰前公共団体或いは事業者団体が自家用として持つておつた発電所が自発に吸牧されている。従つて今度は復元して貰いたいというその復元の方法を十一で表現してあるわけであります。十の方は例えばこの発霊所の電源の問題でありまするが、一戦電源の帰属は決まつた。
分割後におきまして従来県営でやつておつた発電所をどういうふうにするかという問題は、次の問題として検討して行きたいと考えておるのであります。
○栗山良夫君 石炭の安いときに作つた自家発電であり、事業者から売電するよりは経費が節約できるという観点で作つた発電所だから、今ここで仮に補給金を出すというようなことは若干無理である、こういうふうな言い廻しをされたのですけれども、大体今の炭の値段というものが、この間も申上げたように一般の物価の上昇から非常に飛び離れて格段に高い異常現象を呈しているので、こういうふうな異常現象を呈しているのを安定本部が修正
尚第二番目の、現在電力国家管理法によりまして、自家用発電所が日発に入つておる、そういうものに対する処置はどうか、こういうお話でありますが、この間から大臣は、電気を原料として使うような事業において、従来自分で持つておつた発電所は、いずれかの形において日発に入つたものに対しては、考慮さるべきだ、これも電気事業再編成審議会において、電力国家管理がどうなるかということとからんで決定されるというふうなことを申