1949-04-28 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
それでなくても、労働者が最近慢性的な栄養失調状態にありまして、そのために從前は四日か五日でもつてなおつておつた病氣が、一月も二月もかかる、こういう現状にある労働者に対しまして、これではもう健康はますます破壊され、そして國家の医療の機関は、これに対してますます道がせばめられるということになりまして、これは特に國家再建の基礎になつておる勤労者の健康を守るという点に対しまして、大きな問題であると思うのであります
それでなくても、労働者が最近慢性的な栄養失調状態にありまして、そのために從前は四日か五日でもつてなおつておつた病氣が、一月も二月もかかる、こういう現状にある労働者に対しまして、これではもう健康はますます破壊され、そして國家の医療の機関は、これに対してますます道がせばめられるということになりまして、これは特に國家再建の基礎になつておる勤労者の健康を守るという点に対しまして、大きな問題であると思うのであります
今日敗戰後の日本の國民が、どうしたらそういつた病氣に対して比較的経済的に、安易に治すことができるか。どんな病氣でも一々医者に行かなければならないというようなことが、はたして妥当であるかどうか。