1953-12-10 第19回国会 参議院 農林委員会 第1号
そういう点から考えておるのでありまして、又一方におきまして、大体今後の桑園面積を殖やすということは、結局日本のようなすでに殆んど耕作し得るところは耕作しておるところへ桑をもつと面積を殖やせという奨励をいたしますと、どうしても食糧増産を主にいたしますから、我々といたしましては、今度の五カ年計におきましても、現在の桑園の古くなつた桑を改植することによりまして、担当収量を上げて行こうと考えております。
そういう点から考えておるのでありまして、又一方におきまして、大体今後の桑園面積を殖やすということは、結局日本のようなすでに殆んど耕作し得るところは耕作しておるところへ桑をもつと面積を殖やせという奨励をいたしますと、どうしても食糧増産を主にいたしますから、我々といたしましては、今度の五カ年計におきましても、現在の桑園の古くなつた桑を改植することによりまして、担当収量を上げて行こうと考えております。
○戸叶武君 政府が行なつた桑の凍霜害対策に対する経費のならし方でありますが、特に桑園凍霜害対策特別講習会の名の下に約三百万円と思いますけれども、それを全養連に流して全販連系統には何らの連絡がなかつたということでありますが、特に栃木県等におきましては、予算関係の八割までは経済連でやつておりますので、それに関して農林省の蚕糸局の蚕糸課長並びに局長に交渉いたしましたところが、蚕糸課長のほうの答弁といたしましては
又作つた桑苗を如何にして植え付けさせるかという面でございまして、これを單に養蚕者だけの気持に任すとそうことではなかなか困難であります結果、これを或る程度国としてはこういう計画が輸出産業を維持する上においては必要であり、而も将来の日本の農村の経済から見て、いわゆる現金收入の一つの何としてこの養蚕を取入れて行く建前からしますならば、或る程度そこに重点を置くということが必要ではないかということを考えておりまするので
これらの點が一方には狹い日本の耕地を十分に利用することにもなり、またさしあたつての問題といたしましては、五箇年計畫に應じて努力してつくつた桑苗の消化にも役に立つというふうに考えておる次第であります。大體御質問に對してお答えいたしました。