1952-03-13 第13回国会 衆議院 農林委員会 第13号
しかしその具体的の事例につきまして上流というか、ため池をつくつた地帶と下流の話合いを県があつせんするなり、国が出て行つてあつせんするなり、あるいは県なり国なりがもつと補助率を増すというようなことを考えるか、そういう点しかないと思います。建前はやはり災害地が負担するという以外にないのではないか、あとは話合いで行くより、現在のところしかたがないのではないかと思います。
しかしその具体的の事例につきまして上流というか、ため池をつくつた地帶と下流の話合いを県があつせんするなり、国が出て行つてあつせんするなり、あるいは県なり国なりがもつと補助率を増すというようなことを考えるか、そういう点しかないと思います。建前はやはり災害地が負担するという以外にないのではないか、あとは話合いで行くより、現在のところしかたがないのではないかと思います。
○東畑政府委員 佐賀、熊本を除きました山口、福岡、長崎の内地米の食糧事情というものは、大体において似通つた地帶だと思います。従いましてそこに働いております労働者の同一業種につきましては、大体同じようにしたいという考えを持つております。従いまして福岡県できめましたものは、同じような地帶における一つの標準であるというようにお考えくださつてけつこうだと思います。
お話の防災ため池につきましても、年々災害によつて壊廃いたしまする常習地のような所がかなり全国的にございますので、そういうたびたび災害にあいまして、また復旧をいたすというようなことを繰返して参つた地帶におきましては、むしろ事前にその農地を保全する程度の簡易なため池をつくるということによつて、この災害を防ぎ、または灌漑水の供給にも便にするという意味におきまして二十二年度からこの種の小規模のため池の事業をやつて
二瀬町は丁度相田炭鉱と新二瀬炭鉱という小規模な炭鉱に挾まれた鉱区内にあり、戰争中の強行出炭により、特に沈降の激しかつた地帶で、附近に流れている建花寺川の川底より町は低く、八月のジユデイス台風のときの豪雨は猛威を振い、二瀬町に甚大な被害を與え、陥落した町は水浸し、水のはけ口がなく、数週間水中にあつたと言われ、それが援助を炭鉱に求めて行くが、炭鉱は曾て企業整備に遇い、一時鉱業権の移動があり、現在の炭鉱に
はなはだしきは、最近五箇年間に百メートル以上地盤がすべつて、竹やぶ、あるいは小さい森林などが消えてなくなつた地帶も私の高知縣などには見えるのであります。さらに長野縣その他の地方にも大きな規模の山くずれが多いようであります。
しかもカザリン臺風が襲つた地帶は關東の大平野と東北の穀倉地帶を含んでいるのであつて、二十三年度以降の主食の増産に實に大きな影響を及ぼすことは言をまたない。そうするとその新事態に處して豫算的措置を講ずる等の時間的餘裕を得ないということとは先般御承知のはずであると思う。そういう新事態以前にできている訓令に對して、政府は一體その訓令の改正方についてどれだけの努力をされたか。
水害地帯の石垣なんかは、全部石灰岩でつくつておつた地帶もあります。かような石灰岩地帯でありまして、なおあの北上の沿線には、到るところ良質の粘土もございます。ただ電力ないしは石炭さえあれば、いくらでもセメントができるという、非常に惠まれたる状態にあるのであります。
今囘は二日間で約五百ミリくらいかと思うのですが、その際愛知縣におきましては、雨の中心になつた地帶は山崩れ、なぎによる被害というものがずいぶん多かつなのですが、今囘の關東地方において上流地方ではなきというものはあまり出ておりませんが、いかがですか。