1954-02-26 第19回国会 衆議院 電気通信委員会 第7号
そこで大体過去の実績からいつても、予算よりも実収が四%ないし五%くらいふえていいと思うのですが、この場合今言つたテレビ工業の振興という点、あるいはわが国の科学技術あるいは電波、こういうものを中心にしたときに、世界と非常に遅れておる現水準を引上げるための血税をあえて出してまで――特にこのテレビに過去三年間一億ずつ助成金を出して来たし、今後もまだ助成しなければならない途上において、先ほど各委員から強く訴
そこで大体過去の実績からいつても、予算よりも実収が四%ないし五%くらいふえていいと思うのですが、この場合今言つたテレビ工業の振興という点、あるいはわが国の科学技術あるいは電波、こういうものを中心にしたときに、世界と非常に遅れておる現水準を引上げるための血税をあえて出してまで――特にこのテレビに過去三年間一億ずつ助成金を出して来たし、今後もまだ助成しなければならない途上において、先ほど各委員から強く訴
更にこれをここで繰返しては申上げませんけれども、郵政大臣はこの前の電波監理委員会がここで述べておつたテレビに関する政策を、そのまま踏襲されるおつもりでありますかどうか。
それは国々の事情によりましても違うのではないかと思いますが、日本の置かれたる現在の国情におきまして、将来の日本の大計ということを考えまして、どういうようなところに持つて行くのが、最も大きな国利民福にかなうものであるかということを、愼重に考えなければならないのではないかと思うのでございまして、理論的なテレビジヨンの性格ということよりも、むしろ実際問題といたしまして、日本の国情にかなつたテレビをこの際打立