1951-05-24 第10回国会 衆議院 法務委員会公聴会 第1号 それはつまりわれわれの弁護士の仲間の長老が裁判官をしておるのだからということで、ちようどスポーツの審判官などはそのスポーツの先輩がやつておることで、あのスポーツの審判官の権威が保たれておるのとよく似ておるのであります。それに比べると、日本の裁判官と申しますのは、何と申しましても、これは官僚の一つであります。弁護士との間に、今言つたような関係はまつたくないといつていいのであります。 末弘嚴太郎