1954-09-14 第19回国会 衆議院 外務委員会 第58号
事外交に関しては所管の岡崎大臣がやるべきものである建前をとつておる限りにおいては、私どもはそんなに無理な出席要求はいたしませんけれども、岡崎さんをさしおいて、——岡崎さんはブラジルへ祝辞を述べに行くのだそうですが、そつちへ追いやつちやつて自分で出かけて行くという以上は、これは外務委員会としてはどうしても出発前に首相の出席を求めてその所信をただしたいということは当然だと思います。
事外交に関しては所管の岡崎大臣がやるべきものである建前をとつておる限りにおいては、私どもはそんなに無理な出席要求はいたしませんけれども、岡崎さんをさしおいて、——岡崎さんはブラジルへ祝辞を述べに行くのだそうですが、そつちへ追いやつちやつて自分で出かけて行くという以上は、これは外務委員会としてはどうしても出発前に首相の出席を求めてその所信をただしたいということは当然だと思います。
従つて人のやつておる営業を隣の人がその留守に乗じて壁をこわしおつばらつちやつて、自分の営業の品物をそこへ持ち込もうとする。それで警察に飛んで行つた場合に、警察はこれを今日までほうつておくということは、これは一体どうなんです。東京のまん中で五十人、六十人の暴力団をもつて人の家の明渡しをやるという話はない。こんなことなら家屋の明渡しとか他人の営業をじやましようと思えば何でもできる。
売つちやつて自分の資産状態を零にしてしまう、もう取りようがないのです。買つて直ぐ転売してしまう。担保に入つても転売はできます。転売して、取りに来たつて、俺は持つていないよというような場合が随分あるのです。そういう場合五百億というものは全部一銭も取れなくなつちやう。昭和二十三年の復金の百九十二億の回收不能というように、借りる方は頭がいいから、取りに行つたら何にもない。
崎玉縣でありますが、家賃五円か三円で登記所を借りられて、どうにも困つちやつて、自分は燒けちやつたけれども、どうも裁判所となると、明れて呉れとも言えないで困つているということでありますが、大体裁判所の予算が一箇所七万八千六百六十二円でやるということは、一箇所や二箇所はできると思いますが、大体不可能であります。