2000-05-10 第147回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
現在の金融自由化対策資金の運用につきましては、金融自由化対策資金の仕組みが、一たん資金運用部へ預託した郵貯資金を再度郵貯が借り入れ、運用するものとなっておることから、先ほどありましたように、コストである借入金利を上回る利益を上げることとして、私どもも目標として頑張ってやってまいりました。
現在の金融自由化対策資金の運用につきましては、金融自由化対策資金の仕組みが、一たん資金運用部へ預託した郵貯資金を再度郵貯が借り入れ、運用するものとなっておることから、先ほどありましたように、コストである借入金利を上回る利益を上げることとして、私どもも目標として頑張ってやってまいりました。
今までは、一たん資金運用部に全額預けて利息だけはもらっているけれども、そのうちの二十何兆かをもう一回、年福で財投という形で借りて、そこで赤字を出しているんですよ。今の厚生大臣の話を聞くと、いや、その利息を払わなくていい分だけ得をします。本当に加入者が得するんですか。加入者が得をするんですか。(発言する者あり)大臣に聞いているんですよ、木村さんに聞いているんじゃないの。
これまで年金の積立金は、御案内のように、一たん資金運用部の方に全額預託をいたしまして、一部は我々が自主運用しておりまして、一部を改めて年福事業団が借り入れて市場運用しておる、こういうことでございます。御案内のように、近年の低金利、株価の低迷、こういうことによりまして運用収益が資金運用部への利回りを下回った、これが最大の累積欠損の生じた要因だ、このように考えているような次第でございます。
○松田参考人 それは、運営委員会で一たん資金援助の額を決めますね。決める基準日が清算検査をした日を基準にいろいろな妥当性について審査してくるものですから、それと実際に営業譲渡に至るまでの間に期間的なラグがあります。その間に後発事象として思いがけない回収があったという事実を私どもがつかみましたらそれで減額をしていく、こういう形でございます。
○国務大臣(宮下創平君) 年金の積立金につきましては、一たん資金運用部へ全額預託をいたします。そのうちの一部を年金福祉事業団が借り入れて市場運用を行っているというのが制度の仕組みでございます。 それで、年金福祉事業団では一体それじゃどういう視点に立つかと。長期的視点で資産全体の運用方針を決めます。
したがって、その金というのは、当時は日銀が全額引き受けまして、一たん資金を散布した後で、それをまた貯金などで回収する、そういうことの繰り返しをやったわけですが、それが今日の事態を招いたという反省を、当時の大蔵省の担当者がしているわけですね。
一番大きいのが市場運用事業ということで、年金のお金は一たん資金運用部に預けるわけですけれども、資金運用部から年金福祉事業団が借りてきて市場運用しているということでございます。
つまりは、被保険者ですか、年金として払っていただいたお金を自分で運用しているのではなくて、一たん資金運用部に全部積立金として預託をして、ただ、いわばそこからまた借り出す形でその部分を運用する。ですから、実際上の完全な自主運用にはなっていないわけです。そういう中で、借りたお金の金利と運用した利回りが逆ざやになって赤字を出した。
御承知のように、年金の積立金の自主運用というのは、一たん資金運用部に預けたものからまた同じ利率で借り出して、七年から十年の固定金利で借り入れを行って、これを運用原資として市場運用を行っているもので、この利払いと市場により変動する運用利回りとの差が単年度のプラス・マイナスの決算となる、そういう仕組みになっております。
○政府委員(谷公士君) 私ども郵便貯金資金はすべて一たん資金運用部に預託されまして、それから自由化対策資金が同じ利率で借り出されることになっております。その分を払わなきゃならぬわけでございます。
それから、剰余金の活用の問題でございますが、剰余金につきましては、先ほど申しましたファンサービスの充実なり、周辺地域の整備開発なり、馬事振興等の健全な発展を図るための事業というものに充当するということと、畜産振興事業の経費に充てるために、私どもとしてはその一部を一たん資金としてプールの上、安定的に活用するということで、今回の法律改正を剰余金の活用としてお願いしているということでございます。
また、財政投融資という観点から、公的資金を統合運用するという観点からはこのような自主運用は認めがたいという、お互い相入れない見解の相違があったわけでございますが、これを昨年私ども郵政省といろいろお話をいたしまして、今先生御指摘のように郵便貯金を一たん資金運用部に預託していただいて、その中の一定部分を郵便貯金特別会計の金融自由化対策資金に貸し付けをしてそれを運用していただく、いわゆる自主運用と言っておりますが
○政府委員(中村泰三君) 今回の制度改正におきまして金融自由化対策資金という方式をとりましたのは、先ほど理財局長も申されましたように、政府として国の資金を統合運用するという考え方もございますので、政府部内で調整をいたしました結果、一たん資金運用部に預託をしました郵便貯金資金の一部を融資を受けまして、それを原資として郵政大臣が直接管理運用するという方式をとったわけでありまして、実質的には、やはりいわば
そういう原則もございますので、今回関係省と協議をいたしましたのは、一たん資金運用部に預託をしていただいて、その上でいわゆる自主運用に充てる分と財投に充てる分との配分を十分検討さしていただいて、その自主運用に充てる分をそれぞれのその衝に当たる機関に貸してやっていただくという、統合管理の建前はやはり継続をさしていただくという考え方をとっております。
○対馬孝且君 それでは、ほかのこともありますからあれですが、いま申し上げた大事な点は、くどいようですが、いま計画を練り直し中だということですから、いずれにしても政府側に対して第一点は、先ほど言った資金計画の充実というものを責任体制を持って短期と中期と、こういう展望を持って特に働く者の不安感のないように、また、一たん資金計画をつくった限りまた手直しのないように、私はもっと言いたいことがあるのでありますけれども
そこで、現在百二十九億円の利息を払っておるわけでございますが、この百二十九億の利息の意味合いでございますが、大型保養基地につきましては、年金の余裕金といたしまして一たん資金運用部に預けまして、そこから借りるという形をとっておるわけでございます。
なぜかならば、一般預金者が単純に考えた場合、郵便貯金資金が一たん資金運用部から国民金融公庫に融資される、それを郵便局の窓口等で貸し付けるとなれば、郵政省の当初の構想のように直接郵便局の窓口で貸し付けを受ける場合、また現在運用されているゆうゆうローン、こういう形式よりも取り扱いが複雑化してくる、それだけ貸し付けの利息も高くなるし、条件としては不利になるわけですね。この点はいかがでしょうか。
それから厚生保険特別会計は一本でございますけれども、勘定は全然別に独立になっておりまして、したがって直接に健康勘定が年金勘定から金を借りるというわけにはいかないので、一たん資金運用部に入れて、それから借りるというかっこうになるわけでございます。
○森中守義君 中村次長にお尋ねした方がいいと思いますが、大蔵省が一たん資金運用部に取りまして、それをたとえば住宅公団だとか愛知用水とか、いろいろなところに出しますけれども、その利子は、運用利回りは幾らとっているのですか。
これは、このたび資金を設けることについての立法措置をいたしまして、一たん資金が設定されることになりますると、もう一つの法案、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案、この中に、第六条の四において、調整資金を設けるということが規定されております。そして第六条の五によって、一般会計から、予算の定むるところによって調整資金に充つるために繰り入れがなされる、こういうことに相なっておるわけであります。