2005-02-22 第162回国会 衆議院 予算委員会 第17号
○尾辻国務大臣 御指摘のとおりに、国立社会保障・人口問題研究所が二〇〇一年に行いました第五回人口移動調査によりますと、一たん県外に出た経験を持つ者のうち出生県に戻ってきた人、すなわち、よく言いますUターンの割合は増加をしております。数字を申し上げますか。(篠原委員「はい」と呼ぶ) 二〇〇一年と一九九六年の調査がございます。
○尾辻国務大臣 御指摘のとおりに、国立社会保障・人口問題研究所が二〇〇一年に行いました第五回人口移動調査によりますと、一たん県外に出た経験を持つ者のうち出生県に戻ってきた人、すなわち、よく言いますUターンの割合は増加をしております。数字を申し上げますか。(篠原委員「はい」と呼ぶ) 二〇〇一年と一九九六年の調査がございます。
それから二点目は、今度は若年者の意識の問題でございまして、学卒者の方の県内志向が極めて強く、一たん県外に就職しましてもUターンが多数に上る、こういう事情がございます。そんなことが若年者の失業率の高い原因ではないかと考えております。
しかしながら、一たん県外にお出かけになったけれども、また帰っておいでになったというような行き帰りもあるようでございます。
もう一つは、やはり県外からの引き合いもあるわけでございますので、もっと積極的に県外就職を推進する必要があるとともに、一たん県外に就職した方が安定して就業を継続するよう、Uターン防止策も積極的に講じていく必要があるのではないか、このように考えております。
しかしながら最近におきましては、県外への流出率あるいは一たん県外に出た者のUターン現象、これもそう断定的に今後そういう傾向が強まっていくというふうに必ずしもいまの段階では申すことはできないと思いますけれども、いままでに比べますると、かなりいわゆるUターン現象あるいはJターン、途中まで戻るというような現象が出てきておると思います。