1983-03-25 第98回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号
私どもといたしましては、資源調査所におきまして、内外のたん白資源の需給の現状分析とか、陸上とか海域におきますたん白資源供給の増強方策とか、あるいは新技術の開発利用によりますたん白資源の有効利用方策ということにつきまして調査を開始することといたしておりますし、またたん白資源の有効利用を図るための基礎資料となりますアミノ酸組成表の作成作業にも入っているところでございます。
私どもといたしましては、資源調査所におきまして、内外のたん白資源の需給の現状分析とか、陸上とか海域におきますたん白資源供給の増強方策とか、あるいは新技術の開発利用によりますたん白資源の有効利用方策ということにつきまして調査を開始することといたしておりますし、またたん白資源の有効利用を図るための基礎資料となりますアミノ酸組成表の作成作業にも入っているところでございます。
最後に、わが国の漁業は、国民のたん白資源供給の大命題のもとに、二百海里の規制にあえぎながら、経済的には燃油の高騰の重圧を一身に浴びつつ、漁業経営の危機を必死に乗り越えようとしているときに、漁民不在の今度の事件のようなことはまことに心外でございまして、もしこのようなことが続発するようなことであれば、経営意欲すらも失われることが予想されます。
したがって、本道は農業だけでなく魚によるたん白資源供給基地といたしまして、食糧資源の乏しいわが国における食糧自給確保の上できわめて枢要な役割りを担っております。
したがいまして、いま先生の御指摘は、あまり鉱物資源の開発のほうに重点を置き過ぎて、そしてたん白資源供給のための沿岸漁業、あるいはその他水産方面のことがそのために犠牲になってはいけない、こういう御指摘だと思いますが、そこら辺は、いまその問題の中に、いずれも両方とも含まれておるわけでございますけれども、そこら辺は十分調整をはかり、そしてまた技術開発によってできるだけ与える影響を少なくして、そして相互に成