1998-03-19 第142回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
大臣にお伺いをいたしますけれども、一たん洪水などが起こりますと、そこの住民の生命あるいは財産に対して甚大な被害が起こります。そういう意味で、この治水事業というのは大変大事なものであります。しかし、一方、その治水事業にはまた大変な金もかかるわけでございます。
大臣にお伺いをいたしますけれども、一たん洪水などが起こりますと、そこの住民の生命あるいは財産に対して甚大な被害が起こります。そういう意味で、この治水事業というのは大変大事なものであります。しかし、一方、その治水事業にはまた大変な金もかかるわけでございます。
中国やなんかでも一たん洪水が起こると、先ほど利水の方ではフーバーダムの半分しか日本のダム容量はないんだと同じように、一たん洪水が起こると大河川ですので何百万というような、何カ月も水浸しになるというような形で、日本の水害被害とはまた違う形で大河川では起こっているという現状があると思います。
○政府委員(近藤徹君) 河川は、平時は大変穏やかなものでございますが、一たん洪水になると人命財産を奪うという大変恐ろしい存在である。そのために私ども治水対策は懸命に努力してまいりましたが、近年の河川周辺の都市化に対応して、河川の持つ潤い、触れ合いといった水辺空間の存在が住民の生活環境に極めて重要な認識を持たれてきたところでございます。
○政府委員(近藤徹君) 河川は、一たん洪水になりますと人命財産を脅かす危険な存在でもございますし、また一方、渇水時には社会生活、人間生活に必要な水が途絶えるということで、国民生活に甚大な影響を及ぼす存在でもございます。しかし、通常時は人々に安らぎと潤いを与える自然豊かな生活空間でもございます。
○近藤(徹)政府委員 河川は一たん洪水になりますと、人命財産を奪う極めて危険な存在でありますし、一たん渇水になりますと、人間の生命活動の源泉である水の供給が途絶えるということで、大変厳しい存在でもございます。
このうち洪水流下に支障がある寄り州、中州等がございますが、これらは一たん洪水が出てしまうと流出してしまうものが三十九ヘクタールでございまして、したがって将来とも高水敷として残されるべき土地は三百九十六ヘクタールでございます。このうち今後改変することとしております土地は十四ヘクタールで、改変率はわずか三%ということになります。
御指摘のとおり、全国にございます河川敷地の何よりの目的は、一たん洪水が出ましたときにこの洪水を間違いなく、何といいますか、海まで運んでもらうための土地であるわけでございますが、普段は大変広大な土地でございます。そういう洪水が通るときに支障のない範囲で普段には一般国民の方の自由な利用に供していただくのが相当と考えておるわけでございます。
一たん洪水が出たときには、そこにおいて大きく渦を巻き、流れの水位が違ってくる。島の前と後ろ、上流と下流じゃ違うことは常識ですね。 だから、その原則があるならもっと督励して、洪水の際の安全を保つためにはできるだけ遺漏なきを期すべきだということはあなたの方としては言えることですね。予算がないから、まあ少しずつ取っておけということじゃないでしょうね。取るべきものは取りますね。
しかし、一たん洪水になったり水が出た場合には全部よごされるんですよ。あの豊中の三田池でもそうでしょう。草津のため池でもそうでしょう。もう一年近くもたつのに、それの処置ができないというのは私にはどうしても理解できません。 当時、半年前に私が質問したときにもいまと同じ答えです。
要するに一級河川の多摩川、しかも両方に膨大な人口をかかえた都市を持っているわけですから、一たん洪水とか、そういうことになりますとたいへんな問題になります。これはひとつ今後の問題として検討をしていただきたいと思うのです。そこで、この具体的な問題でありますけれども、申請の地番は、それから地積はどうなっておりますか、五十五条関係の。
一たん洪水時にはこの橋は危険にさらされるのではないか。上で、三百メートルのところでまた二万四千立米掘られる。しかも、掘る砂利がないものですから、いまブルドーザーを入れて川床をどんどん掘り起こしておる。そんなことをされたのではたまったものではない。井戸水もすでにかれ始めた。来年のたんぼはどうしようか、井阪橋はだいじょうぶなんだろうか、もろもろのそういう心配がどんどんどんどんと起こってきておる。
検討になりますのは、いま申し上げましたように、この河川に、ここで全部処理をしてここに捨ててしまうかどうかという点が第一点でございますが、これは県のほうにもいろいろと申し上げたわけでございますが、この富士川という川は、いまこの処理をいたします部分は砂れき層になっておりますけれども、一たん洪水になりますと、左岸側のほうに寄って洪水がはんらんしてまいります。
ときには、いろいろな遊水地帯というような立場に立って、現実には、常時は水は流れない、しかし、一たん洪水のときには、ここまではやはり水を遊水させなければならぬという立場に立って、堤防等を築くわけですが、しかしその中は、水に対しては、率直にいって無防備なわけです。
○武藤常介君 私は毎々申し上げておることなんですが、ちょうど数年前、幸いにして洪水はないと、しかしながら一たん洪水があったときには、どういう災害が起こるのだかわからぬ、だからして治水関係の計画を作る必要があろうというので、遠藤建設大臣のとき五カ年計画ができたのでありまするが、ところができてみまするというと、全くの計画だけで、ほんとうにわれわれが想像した全く何分の一というか、従来施行をしました額の大体一割
○相馬助治君 私が質問した利根川水系の開発でも、昭和三十二年の五月十日の閣議決定によって、積極的にこれがなされるということで実施され、砂防工事その他については若干上流において見るべきものがあると私も率直に考えますが、何せ下流の方においては、一たん洪水が出ますと大きな問題を引き起こすであろうと思う原因が除去されておりません。これは一つ、ただいま答弁の趣旨に沿って努力されることを希望いたします。
にもそのときに折衝いたしたわけでありましたが、つい会社の方でも、それは泰阜ダムの影響でないというようなことによりまして、何らの補償もされなかったというようなことを伺っておるわけでありますが、それでもちろん河床は上昇いたしておりまするけれども、現在河床は、二十八年以来災害がございませんので、御承知のように川幅が非常に広いために、現在河水が流れておる現場だけは、幾分河床が下りつつあるように思いますけれども、一たん洪水
もちろんこれは治山治水の根本的な対策があるでありましょうけれども、一たん洪水が起ったときの応急的な予防活動というものは水防活動以外にはないのであります。今回阿武隈川の堤防において、五百名内外の水防団員とそれから百三十名の自衛隊員とが必死の朝の五時までかかっての水防作業で数万俵の俵を費し、あるいはくいを使い、あるいは土砂を使うというように非常な水防器具器材というものを費したのであります。
なぜかと言いますると、つい先だって出ました地方新聞の切り抜きがありますが、岐阜市長は絶対全部陸橋に設計を変更すべきである、一たん洪水になったときには、土盛りでは旧市内は水浸しになることを断言する、こう言っております。そうしてこの見解は、私の土木行政の経験と建設省の出先機関の専門家と慎重研究、実地調査を行なった結論である、こういうことを言っておるわけです。
○武藤常介君 久慈川は普通の河川と違って、激流で、一たん洪水があると、単なる作物が浸水するとかいうんじゃなく、土壌全部が押し流されるというような非常な特殊の状態にある川で、それで毎洪水ごとにずいぶん家屋も流失しておるんですが、すでに二十年になんなんとする状態におきまして、まだ四割程度しかいかぬらしいのですが、こういうものは改修をすればするほどに、直接に利益があがるんですから、いま少し重点的にこういう