1990-12-13 第120回国会 衆議院 予算委員会 第3号
だから私としては、そういうものは従前の、国家支出になる場合については、殊に外交問題ですから、そして国政全般にかかわるのですから、そういうものについては一たん条約を成立をさせてその上に立って財政的措置をしていく、これが今までの国会の審議経過じゃないですか。手続上の問題じゃないですか。
だから私としては、そういうものは従前の、国家支出になる場合については、殊に外交問題ですから、そして国政全般にかかわるのですから、そういうものについては一たん条約を成立をさせてその上に立って財政的措置をしていく、これが今までの国会の審議経過じゃないですか。手続上の問題じゃないですか。
しかし、条約につきまして、一たん条約を締結するということになりますと、我が国が負います義務の内容、それからかかる義務と現行の国内法制との整合性ということにつき十分検討を行って締結しなければならないところでありまして、それにつきまして今外務省といたしましても、労働省初め関係省庁等の協力も得まして検討を進めておるというところでございます。
○栗山政府委員 十八条の規定は、先ほど私、申し上げましたように、一たん条約を署名したならば、批准に至るまでの間、その条約の意味をなくしてしまうような行為をしてはならないという趣旨でございまして、いまの渡り鳥条約の例で申し上げますと、積極的に渡り鳥をどんどん捕獲してしまう、そういうようなことを行いますると、せっかく条約でもって保護しようとしておる鳥の資源というものが絶滅の危機に瀕するとか、あるいは非常
○栗山政府委員 一たん条約を締結しましてから事後に国会の御承認を仰ぐということになりまして、その段階で国会の御承認が得られなかったという場合には、直ちにその段階でその条約が無効だということにはならないのでございまして、国際法的には一応有効に締結されている条約でございますので、先ほど私が申し上げましたように、相手国との間では、国会の承認が得られなかったので、この条約を一たん白紙に戻して改めて条約を結ぶ
今日のように国際社会、国の数も非常にふえて、イデオロギーの違いとか、社会経済体制の違いとか、経済的な国の発展度の違いとか、そういういろいろな要素からやはり各国の価値体系とかいうものが違いますので、こういう国際法の大きな問題を条約にまとめようということになりますると、いろいろ意見の相違も条約作成の過程で非常にございまして、一たん条約が採択されました後でもなかなかこの条約に入ってくる国が遅々としてふえなかったわけでございます
○不破委員 私は、サンフランシスコ条約の問題について言えば、たとえ一たん条約で宣言しても、これに間違いがあることがわかれば、これを変更するのは当然だと思うのですね。たとえば、先年ヨーロッパでヘルシンキ会議が行われて欧州の安全保障についての文書が採択されました。ヨーロッパというのは、御承知のように、第二次世界大戦の戦後処理というのは各国間の平和条約の中で全部済んでいるところですね。
国際人権規約、一たん条約を締結すればこれを遵守するという国の義務がございますから、文部省もこの国際人権規約を遵守するという義務が国内的に当然ございますので、その中身については大臣もよく御勉強の上、知っておいていただかないと困ると思います。よろしゅうございますか、大臣。——それで、学校の事務職員で女性が一体いまどれくらいございますか、男女比で言うとどういう比率でございますか。
国と国との関係というものは、一たん条約を結んだり協定を結んだら、それをいろいろ口実をつけて崩していったならばその関係はむちゃくちゃになると私は考えます。両国政府が約束したことはお互い紳士的に守っていくことによって、両国の関係が良好な状態を保てるのだという基本的な認識を持っております。
しかもこれは、一たん条約でスペインがイギリスに取り上げられたところ、そして軍事基地になっている。これをスペインが返せと言って機会あるごとに迫る、あらゆる方法を講ずる。国連にも持ち出したり、いろいろなことをやっているんですね。
○石野委員 これは大臣にお尋ねしますが、いま条約局長も言われたように、一たん条約が調印されてしまいまして取りきめが行なわれていくと、国会でかりに批准に反対という状態が出ても、具体的には、国際間ではそれは有効に持続するというようなことになる。したがって、やはりそういうことにならないために事前にという——この事前にという行為というものは非常にむずかしかろうと思うのです。
じゃ一たん条約を批准してしまうと、国内法はそれに合致しておるのだ、国内法だから国際常識に合致しておるのだという飛躍した考え方で政府が労働行政をやるならば、日本の労働行政は少しも進まないし国際的に他の国をあざむくことになる。これはだめだ。そういうことは許すことはできない。ですからそういう議論に発展をするわけですが、したがって、条約の解釈や精神というものがやっぱり優先をするのだ。
これは一たん条約として一応政府としては約束しているのです。
賛成をいたしておるのもありまするし、反対をいたしておるのもあるわけでございますが、しかしながら、やはりこれが一たん条約案として成立いたしました以上は、国際連合に協力するという意味から申しましても、日本としてはできるだけこれを批准し、実行するように努力するのが当然ではないかと思います。
一たん条約においてこれを投資及びクレジットの形で供与するんだといっておきながら、今度はそれを贈与するんだ、グラントの形にするんだというふうなことになりますと、今まで一体どうふうな折衝をされてきたか。
けれども、一たん条約が締結された以上においては、われわれは国民として守らざるを得ないので、この政府が調印されました条約を守るためにも、進んで協力を惜しまないということに意見が一致いたしまして、現在では、かつては密猟呼ばわりをされて遺憾ではございましたけれども、おのおの自粛自戒して、この条約調印と同時に、密猟などという考えを放擲いたしまして、まじめな漁業に携わっておるような次第でございますが、何せ生活