1976-02-09 第77回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
すでに御承知のように、戦争のさなかにおいて物価統制も行われましたし、種々な金融統制が行われましたけれども、やみ値は上がり、いわゆる公債の市場消化もだんだん行われ得ないようになり、しまいには、一たん市中に売りさばいた公債を日銀が買い入れねばならないという結果になったのであります。
すでに御承知のように、戦争のさなかにおいて物価統制も行われましたし、種々な金融統制が行われましたけれども、やみ値は上がり、いわゆる公債の市場消化もだんだん行われ得ないようになり、しまいには、一たん市中に売りさばいた公債を日銀が買い入れねばならないという結果になったのであります。
○政府委員(吉瀬維哉君) 先ほど大塚委員に御答弁申し上げたわけでございますが、まあ一つの経済の拡大現象、取引高の名目的な額の上昇現象が起こっておりますときには、一たん市中の貯蓄で市中消化を図られた国債、この国債をいわば見返りといたしまして日銀が成長通貨の供給を行うというような形で、現在確かに御指摘のとおり日銀に相当程度の国債が滞留していることは確かでございます。
その場合に、一たん市中の病院、診療所で撮影されながら、もう一度また診断のため大学病院でとらなければならない。そういう問題が生じたりいたしますので、先ほど申しました講習会等におきまして、できる限り、もし医者をかえられるようなことがあれば、その際には過去にとったその関係のフィルムを持ってくるようにということを指導いたしまして、むだな照射をすることのないように心がけておるわけでございます。
一たん市中消化された公債も、最終的には買いオペ等の形で日本銀行に集中、信用膨張となり、インフレによる国民生活圧迫は火を見るよりも明らかであります。特に強調すべきことは、今回の大型国債が、財政法の財政民主主義の原則をじゅうりんした赤字国債としての性格を持ち、事実上全く歯どめをなくしていることにあります。
それから、たった一年くらいじゃないかという御議論だと思いますが、それにいたしましても、これは一たん市中で消化する、市中で一回持つということになりますから、当然そこで条件の問題なり量の問題なりということは、市中との関係において、あまりむちゃくちゃな条件、あまりむちゃくちゃな量の国債の発行ができないということで、そういった歯どめが客観的にできておると考えております。
そういうふうな政府の公債、政府の出すところの、政府の保証するところの保証債、こういうふうなものが、一たん市中では消化されるけれども、それがまた間もなく日銀に還流してきて、そして、これが通貨になっていく。
まず東京の汐留に倉庫をつくるということでありますが、御承知かしらんが、汐留に荷物が着いて荷さばきされる荷物の約一割五分というものは、つまり汐留から需要者のところに直接いかないで、一たん市中の倉庫に入る。それは約一割五分です。その一割五分という数字は、年々変わらぬ。