1972-05-25 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号 それからまた、学問的に非常に論争の種になっておりましたのは、カドミウムというものが微量ずつ体内に入ってもそれは出ていってしまう、からだにたまるということは考えにくいという説が強かったのでございますが、その後の研究の前進によって、人間の体内ことにじん臓に一たんカドミウムがくっつきますとなかなか出ていかない。動物実験の結果によりますと、一応入ったカドミウムは一生涯出ていかないというふうに計算される。 石崎有信