1989-11-16 第116回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第2号
実は、相次ぐいわゆるたるみ事故とも言われておりますし、ミスの事故とも言われておるのでありますが、連続して事故が最近起きているわけですね。これは運輸大臣に私はお聞きをしたいと思うのであります。 例えば、重大事故に至らなかった事故の中でも、これは新聞の切り抜きなどをここに持ってきているのでありますが、常磐線で線路の保守の際に、単なる確認の手違いがあったために、線路を外したところへ列車が突っ込んだ。
実は、相次ぐいわゆるたるみ事故とも言われておりますし、ミスの事故とも言われておるのでありますが、連続して事故が最近起きているわけですね。これは運輸大臣に私はお聞きをしたいと思うのであります。 例えば、重大事故に至らなかった事故の中でも、これは新聞の切り抜きなどをここに持ってきているのでありますが、常磐線で線路の保守の際に、単なる確認の手違いがあったために、線路を外したところへ列車が突っ込んだ。
特に、最近新聞紙上にたるみ事故の続発ということで大変大きく取り上げられてきておりますし、また、労使の現場協議というものがございまして、それがやられているところとやられていないところがあるという差もできてきているという面から考えていきますと、国鉄の中での統一的な物の考え方、これが不徹底ではないかというような感じがするわけです。
こういうことでございますから、一体このようなたるみ事故が起こる原因はどこにあるとお思いですか。
○伊藤郁男君 ブレーキを踏み忘れたとか信号を見忘れたとかいういわゆるたるみ事故というのは、年間どのくらいあるんですか。
ところが、違法ストライキはするわ、たるみ事故はやるわ、職場規律はこんないいかげんなものがあるわ、そして外にはそれを出さないで何とか中でうまいことやろうとする。こういうことを見ておりますと、七千億、八千億、確かに公共性があるからという理由がついて出さなければならぬものもありますけれども、こういうものを本番にまじめにやってくれたらローカル線なんかつぶさぬでいいよ。
○近藤説明員 たるみ事故の御質問でございますが、たとえば昭和五十四年度をながめてみますと、職員の取り扱い誤りによる事故につきましては全部で百六十六件発生いたしております。
二番目、国鉄のたるみ事故の問題であります。
にもかかわらず国鉄がたるみ事故が続くというのは、ではなぜなんでしょうか。
最近連続して発生いたします各種の運転事故等も、平素運転台でだらしなく漫画を読んでいるような運転士を目撃している利用者からするならば、新聞が書かなくても、同情の余地ないたるみ事故と決めるのは当然でございますし、雲助運転手のように仏頂面でいやいや切符をよこす駅員には、だから国鉄は赤字になるのだよといった全く筋違いの批判が出るのも、お金を払う立場からするとごく自然の感情なのであります。
あと、大変お恥ずかしいことでございますけれども、ちょっと寝坊をしたとか、それで汽車が車庫から出ていく時間がちょっとおくれたとか、あるいは途中停車駅を一つ通過したとかといういわゆるたるみ事故等につきましては、これはむしろ精神的緊張の問題でございますので、先ほど来お尋ねがございますような形で職員の士気が高まっていけばおのずから減る性質のものではないかと思っておりますが、むしろそういう技術断層の問題が私どもにとって
いわゆるたるみ事故、人身事故を起こしたらこれは補償しなければいけません。その間ダイヤは乱れますから利益が失われますね。修繕費も膨大なものになりますね。復旧のための人件費、ものすごく食いますね。時間外もやりますね。こういうものを計算したら、この百八十五件の事故なんというのは相当の金額になっていると私は思いますよ。では、そいうのをなくすために訓練をしよう。
これは新聞で、いわゆるたるみ事故だとかうっかり事故だとたたかれるやつです。酒飲んで運転する、徹夜でマージャンして運転する、そして事故を起こす、こういうたぐいのやつが百八十五件もあるんだ。一体これはどれだけの損害になると思いますか。 それから、違法ストライキをやって、五十年以降五十四年まで、国鉄の試算でも九百六十七億、一千億の赤字をつくっておるのですよ。公共割引、五十三年で八百十二億。
○高木説明員 たるみ事故ということをしばしば御指摘になりますが、たるみ事故の中にはいろいろなものがあるわけでございまして、たとえば、非常に不注意で途中駅をとまらずに行ったというような場合とか、それから脱線とかいうことにまでつながったというようないろいろな種類のものがございます。これらのものにつきましてそれぞれ幾らの金額の損害であるかということについては、率直に言って計算しておりません。
そこで、運輸大臣についでにお尋ねをいたしますが、このごろ航空三社に相次いでたるみ事故が起きております。これは昨年の十一月四日、成田空港の上空におきまして日航機が指示高度をはるかに逸脱いたしまして、事故寸前、非常に危険な状態になったという事態がありまして、運輸省から厳重な御注意がなされたと聞いております。
ただいまお話がありました、いわゆるたるみ事故をそれでは具体的にどう考えるかにつきましては、事務当局より答弁をいたさせます。
ところが、どうもたるみ事故がちょいちょい散見されるのではないか。これは重いものが高いところに上がっている飛行機のことですから、ちょっとうっかりしたことが何百人の生命に関するのですから、もうけるだけではなくて、サービスはさらにそれにつけ加えるのですが、整備などは徹底的に完璧を期してほしいと思いますね。 そこで、これは大臣でなくていいです。専門の担当者からお答えいただきたい。
それで、実はその中で、たるみ事故と申しますか、職場の規律なり勤務管理なり、あるいは御本人自身の、先生御指摘のモラルといいますか、そういう点が最近まずいんじゃないか、こういうことで私どもも反省をいたしておるわけでございまして、やはりお話にございました、一方は組合員としての面がございますけれども、勤務中は職員でございますので、やはり国家公務員、郵便局員、職業人としてのモラルを高め、われわれとしてもさらにそれに
それからもう一つ、きのうも出ました、特に職場のたるみ事故というのが出たわけでございますけれども、これは何も労使紛争が直接とは限りませんが、労使紛争等がありました後の後遺症あたりでいわゆる管理体制が弱まると申しますか、いろいろなことがあったわけでございますので、管理者の方もついついいろいろな心理状態、集団の心理を考えて勤務管理その他につきまして手控える傾向がありはしないか。
○守住政府委員 先生御指摘のとおり、最近一部の地域ではございますけれども、何と申しますか、たるみ事故と申しますか、こういう感じを深くいたしておるわけでございます。
たるみ事故の問題は非常に申しわけないわけでございまして、どうしてここのところへ来て急に集中的にふえてきているのかということは、私どもにとりましても非常に大きな関心事でございます。その原因を分析をして処理をしていかなければならないわけでございます。その中身を見ますと、駅の関係で八十一件、動力車区の関係で七十三件ということで、全体の七六%を占めております。
以下の問題は省略しまして、次に、四番目にたるみ事故が多発しているという問題について承りたいと存じます。 去る九日に国鉄運転局から事故防止対策委員会への報告内容として伝えられているところによりますというと、こういった国鉄の経営が危機的な状態にあるにもかかわらず、事故が非常に多発しておる。特に責任事故百八十八件、三十七件もふえておる。二五%もふえておるということが伝えられております。