1994-06-03 第129回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
日本の業界のたばこCMの自主規制はCMをなくす上でほとんど効果を発揮していない、そう思います。九一年四月からたばこのCMは夜十時五十四分以降になったわけですが、十時五十四分を過ぎるとたばこのCMばかりだ、こういう視聴者からの苦情が寄せられています。事実、ビデオリサーチの調査では、関東地域五社のCM放映時間が、八九年に大蔵省の指針が出されてから、一社当たりの時間で見ますと大幅に増加しているのです。
日本の業界のたばこCMの自主規制はCMをなくす上でほとんど効果を発揮していない、そう思います。九一年四月からたばこのCMは夜十時五十四分以降になったわけですが、十時五十四分を過ぎるとたばこのCMばかりだ、こういう視聴者からの苦情が寄せられています。事実、ビデオリサーチの調査では、関東地域五社のCM放映時間が、八九年に大蔵省の指針が出されてから、一社当たりの時間で見ますと大幅に増加しているのです。
○岩佐委員 実は私、一九八八年四月二十一日の物価問題特別委員会でこのたばこ問題を取り上げまして、それで二十二時五十四分までたばこCMを流さないというような方向が、運動体の皆さんの要求がありまして、そういう質問などもきっかけになって、とられたのですけれども、大蔵省主導でやられるわけですね。
たばこCMの放送量、これはビデオリサーチの調べでありますが、六十年五月に約一時間二十分、六十一年五月には八時間三十六分、六十二年五月には十一時間七分、三年間で十倍以上に、異常にふえてきているわけです。六十二年五月のスポットCMでは、ビールに次いで二位、月二千本以上にも及んでいるわけであります。