1982-08-19 第96回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
どういうふうな状態かと言いますと、世界のたばこの販売総数量の四六%というシェアを五十五年度段階でもってBATというところとフィリップモリス、それからレイノルズという三大たばこメジャーが支配しているんです。日本においては約三千億本というものが出回っていますので、大変そこに魅力を持っているんですね。
どういうふうな状態かと言いますと、世界のたばこの販売総数量の四六%というシェアを五十五年度段階でもってBATというところとフィリップモリス、それからレイノルズという三大たばこメジャーが支配しているんです。日本においては約三千億本というものが出回っていますので、大変そこに魅力を持っているんですね。
こうした状況の中で、たとえば現在、アメリカのたばこメジャーが、レーガン政府を説き起こしながら日本の専売の流通部門の自由化を要求するような事態が展開されつつありますが、これと同じように穀物メジャーがアメリカ政府のしりをたたいて、日本の食管の解体を迫るような状況が生まれてくるおそれなしといたしません。いまこそ、農業はつぶしてよいのかどうか、そのことが問われなければならない状況に来たと思います。