1984-07-04 第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第29号
特に外国たばこあたりがいろいろ入ってくるというときに、この税率問題というのは非常に大切な問題なんでございまして、今までの納付金率をそのまま踏襲するという形でよかったのかどうか、いささか疑問があるわけでございます。 要するに、一度決めた税はなかなか変えづらい。安くするのは簡単だけれども、高くするのはなかなか難しいわけでございます。
特に外国たばこあたりがいろいろ入ってくるというときに、この税率問題というのは非常に大切な問題なんでございまして、今までの納付金率をそのまま踏襲するという形でよかったのかどうか、いささか疑問があるわけでございます。 要するに、一度決めた税はなかなか変えづらい。安くするのは簡単だけれども、高くするのはなかなか難しいわけでございます。
国の財政が大変厳しいことも重々承知をいたしておりますが、そういうときに、安易に何かたばこあたりの値上げが簡単に決定されるという印象を私は否めません。 そういう意味で、一体こういう引き上げ等について、どこがどういうかっこうで決められていくものか、それを御説明いただきたいと思うのでございます。
そういった点をたばこあたりがやってきますと、これはやはり買いたくとも安いものがないという結果が出てきますので、こういったことについて、私は消費者の立場でもう少しそういった面は声を大きくしてもらいたいと、こうかねがね思っておりましたし、また国会で機会をとらえてやったこともありますけれども、そういった点を私強く感じるわけです。
逆に、物品税の場合、私はこれは私見を申し上げて恐縮ですが、たばこあたり、むしろこれは税金といいますか、一種の実質的な税金になりますが、上げて、財政収入をはかる、取りやすいところからはある程度取っていく、こういうことも勘案しながらしなければ、財源の不如意な現状からすればやり繰りがつかない、このように思います。
たばこあたりは一番逆進的だといわれるわけでございます。それに比べまして、ちょうどその中間を走っているのが物品税でございます。ですから、そういう経済的機能から見ますと、ちょうど間接税と直接税の中間を走っているような税でございます。しかも課税物品の選択にもかかりましょうけれども、最近における伸びは最もよろしい。これはおそらく耐久消費財が伸びているということでございましょう。
これ以上僕は税金を取るということはとんでもないことであって、たばこあたりの税金は下げるべきだと思うのですが、この点いかがですか。
たばこあたりでも、各国とも、小売価格に対する負担が、アメリカだけ五割よりも低いですけれども、その他は大体六割、七割、日本は六割四分ですが、七割をこえておる国もかなり多いという状況でございますので、確かに重いことは重いと思いますが、国際比較においてはかなり例の多いことだと思っております。
お話の通り、体系の中で、さっきは酒が漏れましたが、酒ないしたばこあたりでもそういう傾斜がある。ただ観念論だけではいけないので、やっぱり物品税の課税物品あたりになると、それの生産自体に及ぼす影響というようなものも出てくる。いろいろな面をあれして、これは検討すべき項目としては重要な項目だと思います。
そのたばこ及び酒の税を地方に還付という形でやる場合には、平衡交付金がそれだけ減るのですから、国庫收入のほうでは、特に酒、たばこあたりで税收を特に値上げしたり何かして殖やした分をやるのじやなくて、たばこ、酒の收入のあつた分を平衡交付金の代りに金として振替えにやる。そちらが殖えれば平衡交付金が減る、こういうふうに理解していいのですか。