1955-06-17 第22回国会 参議院 外務委員会 第11号
○小滝彬君 ただ金公使とお話しになるだけではなかなかこれは解決されないのじゃないかということをおそれるわけであります。まあ総理の万邦共和的な考えもよろしいのですが、やはり足もとを固めてもらわなければならん、外務大臣はまず近い韓国の方と交渉するのだということを小坂君の質問の最後のときにおっしゃったことを記憶しております、僕はそれでなければいけないと思う。
○小滝彬君 ただ金公使とお話しになるだけではなかなかこれは解決されないのじゃないかということをおそれるわけであります。まあ総理の万邦共和的な考えもよろしいのですが、やはり足もとを固めてもらわなければならん、外務大臣はまず近い韓国の方と交渉するのだということを小坂君の質問の最後のときにおっしゃったことを記憶しております、僕はそれでなければいけないと思う。
ただ金公使の声明というものは、これはどういうものであるか、私も実は正確には知らないのですが、あの中には何か一マイルのところへ入つて来たというようなことが書いてあるようであります。従つて李ラインとか何とかというのでなくて、沿岸に入つて来たというふうに向うは主張しておるようでありますので、この点はもつと明確にはつきり証拠を以てやらなければいかんと思つております。