1950-04-19 第7回国会 参議院 図書館運営委員会 第4号 それから今一つの面は、私考えておることでありまするが、図書館というものがただ本を見るというだけでなくて、図書館に行く度に本に親しみの念を持つ書物こそは文化の蓄積物でありまして、人間はどんなに学問があつても死んでしまう、どんな大きなことをした人もいつかは血統が絶たるのでありまするが、生き死にを超越いたしまして人間の努力を蓄えておるのは書物である、こういうふうに考えて行きますると、成るたけ書物を国民の頭 金森徳次郎