1954-10-29 第19回国会 衆議院 農林委員会農林災害対策に関する小委員会 第4号
○芳賀委員 私がお伺いしておりますのは、この十一項目の中に、種子対策というものがやはり緊急性があると私は考えておりますが、せつかく北海道に行かれて、種子の問題に言及されておらなかつたというのは、これは、どういうお考えであつたかということをお尋ねしておるのです。
○芳賀委員 私がお伺いしておりますのは、この十一項目の中に、種子対策というものがやはり緊急性があると私は考えておりますが、せつかく北海道に行かれて、種子の問題に言及されておらなかつたというのは、これは、どういうお考えであつたかということをお尋ねしておるのです。
会社側がこれに対してどういうふうな態度をとりましたかは、まだ聞いておりませんが、本日までのところは、せつかく北海道地労委が中へ入りまして、今申しました内容のあつせん案を出したにかかわらず組合がけつた、従つてこの争議の解決のめどがすつかり見失われまして、なおしばらく続くのじやないか、こういう状況でございます。
それから開発庁長官にお尋ねしたいのですが、せつかく北海道に割当になつた九億三千二百十七万の開発予算を削つている。こういう点も一体冷害対策の費用として一方では削つて一方でやつている。これでできているということは私は言えないと思うのであります。 なお時間がございませんから、私は重ねてもう一つ、建設大臣でなしに文部大臣に一緒に質問しておきます。
せつかく北海道に入りまして土地を開墾したものの今年旱害にあいまして、ほとんどもうどうにもならぬというような農家も少くないのであります。悲惨な話はたとえば樺太から引揚げました女主人の農家を、私ども畑の上でいろいろ事情を聞いて見たのでありますが、家族七、八人をかかえて、ほとんど稻が五寸ぐらいしか伸びてない。これで一体どうして食つておるかというよな悲惨な農家も、私ども見たのであります。