それから四番目の、スケトウダラの漁獲減に伴いまして、その利用割合の向上を図るための製造、加工方法の改良を行う場合ということが考えられるわけでございますけれども、これはすり身製造業におきます歩どまり率を向上するための施設を取得するというような場合でございます。
○政府委員(岡安誠君) この二百八十億の融資の対象業種、現在私ども考えておりますのを申し上げますと、すり身製造業、魚体前処理加工業、ミール製造業、冷凍水産物製造業、水産かん詰め製造業、塩蔵品製造業、調味加工品製造業、乾製品類製造業、身欠きニシン製造業、水産練り製品製造業等考えておりますので、御指摘の乾、塩蔵品等の製造等につきましてもこの対象になり得るわけでございます。
すり身製造業までの段階は、先ほど申し上げましたようにつなぎ融資をいたしておりますが、その次のかまぼこ等の段階の関係業者につきましては、現在、関係省もございますので共同で大蔵省と折衝いたしております。